" プリンセスの生きる活力 ページ49
『さくら!!』
私の親友、茅野さくらだった。
そして、同窓会は終わり、
A組は正門へ集まっていた。
宇佐美「ぶっきー凄いよね、
裁判に勝ったんだから」
甲斐「あぁ。しぶとかったなぁ」
石倉「しぶといってなんだよ笑」
堀部「やっぱり先生はヒーローだね」
諏訪「そうかもね」
河合「そういえば、
マイボイの身代金どうなったの?」
浅井「全額ユーザーに
返金されたって聞いたよ」
宇佐美「…ねぇ
姫花とさくらとぶっきーは?」
逢沢「もう少し教室にいるって」
全員が清々しい笑顔で、
校舎を見つめていた。
教室
茅野「先生、姫…あの事件で
世の中が大きく変わったなんて事は
全然なくて…
まるで何もなかったように…
みんな相変わらずせわしなく生きてて
でも…これだけはどうしても言いたくて
あの10日間は…私にとって青春でした」
柊「そうだな、俺も青春だった」
『私も!』
茅野「先生と姫のお陰で私、
澪奈の死と向き合う事が出来た。
怖かったと思うこともあったけど、
色んなことをたくさん学べました」
それらを
私やクラスのみんなに届いたように
誰かに伝わってほしい
そう願っている。
1人でもいい。
誰かに届きますように。
あの10日間は私にとっての生きる活力を
見つけられたと思う。
生きる活力…………それは
一颯を始めとする
A組の仲間です。
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姫さま2代目(プロフ) - KaNaNaさん» ありがとうございます!頑張りますね!! (2020年10月20日 22時) (レス) id: b829960b29 (このIDを非表示/違反報告)
KaNaNa(プロフ) - とっても面白いです!頑張ってください!!!! (2020年10月20日 12時) (レス) id: d8ec937809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫さま2代目 | 作成日時:2020年10月19日 22時