再会 〜潤side〜 ページ39
その数日前。
友達の瑞稀の舞台を見に来て、終わってから楽屋に遊びに来ていた。
舞台が好きで、時間があれば見に行く。
生の芝居の緊張感が好きだった。
潤「すげー良かったよ」
瑞稀「マジで？」
汗だくの瑞稀はめっちゃ嬉しそうな顔をした。
オレは嘘がつけないから、正直な感想を言うと真剣に聞いてる。
後はこないだ飲んだ時の話になり、爆笑してると他の知り合いが入ってきた。
オレは挨拶をすると
潤「じゃあ、またな」
と瑞稀の肩を叩いた。
「もう帰るの？」
潤「あぁ。ちょっと玲子さんの楽屋にも顔出して挨拶してから帰るわ」
「了解。じゃあまたな」
オレは瑞稀の楽屋を後にした。
前に共演した先輩の女優、玲子さんもこの舞台に出演していたので、挨拶しようと楽屋をノックした。
共演以来、可愛がってくれていた。
「はーい。どうぞー」
潤「失礼します」
ドアを開けて中に入ると、先客がいた。
ベリーショートの髪は綺麗な明るい茶色に染まっていて、シンプルなワンピースを着た女の人が立ってて、こっちを振り向いた。
目が合うと、一瞬時が止まった。
いや、オレだけが止まっていたのかもしれない。
ドアを閉めるのも忘れて動けない。
玲子「あ、潤くん、来てたんだね」
潤「あ、はい、ご無沙汰してます」
オレは我にかえって、ドアを閉めて挨拶をした。
玲子「今、このフィナンシェ、差し入れに貰ったから、一緒に食べようよ。急いでる？」
潤「いえ、大丈夫です」
玲子「じゃあ珈琲入れるね」
玲子さんが立ち上がってやろうとしてくれる。
潤「あ、オレがやります」
「私、やります」
声がハモった。
玲子「気が合うね〜。じゃあレディーファーストって事で、潤くんお願いしていい？」
オレは頷くと、珈琲を３つ入れた。
玲子さんとその子の前にも置くと
「ありがとう」
ニコっと笑ってお礼を言ってくれる。
オレは‥その子の隣に座った。
玲子「あ、こちらケイちゃん、もしかしたら知ってるかな？ずっと海外に行ってたけど最近帰ってきて」
潤「昔‥一緒に仕事した事あります」
玲子「え？そうなの？」
玲子さんがケイに聞く。
ケイ「はい。少しだけ」
ケイは大人の女性になっていて‥
なんだか真っ直ぐ目を見れなかった。
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あやか(プロフ) - まゆさん» まゆさん、ありがとうございます！しばらく更新できてないのですが、少しづつ書いてるので、もう少し待っていて下さいね( ´ ▽ ` ) (2020年7月2日 23時) (
レス) id: 931fb0faf6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 久しぶりのドキドキ緊張感に女性ホルモン分泌しまくってます、私。ここから一波乱起こりそうな感じ、これからの三角関係？が気になります！更新、首を長くしてお待ちしています。 (2020年7月1日 22時) (レス) id: 93caeddf38 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - mominoさん» mominoさん、初めまして。コメントありがとうございます！読んでくれて、楽しみにしてくれて、嬉しいです( ´ ▽ ` ) 少しづつでも、更新していけたら。頑張りますね！ (2020年6月2日 0時) (レス) id: 931fb0faf6 (このIDを非表示/違反報告)
momino(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます！めちゃくちゃいつも更新を楽しみにしてます！今回も最高すぎます！読んでいて幸せな気持ちになれました！これからも楽しみにしてます！頑張ってください！語彙力乏しくてすみません笑 (2020年6月1日 7時) (レス) id: 30530b6038 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - ぴぃさん» ぴぃちゃん！久しぶりだね。また読んでくれていて嬉しい( ´ ▽ ` ) 最後までいけるように頑張るね！ありがとう。 (2020年5月29日 1時) (レス) id: 931fb0faf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやか
| 作成日時：2020年5月22日 2時
