チキチキ！ヤクザレース！[参]&お知らせ ページ31
＜東谷目線＞
日泥息子が去った後、尾形は刺青をなぜか頭に乗っける。そう言う趣味があったの？と言う視線を送っていると、番屋に二人の老人が来た。
その内一人は、妾の家の前で見つめ合った不思議な老人だ。
｢ここには刺青人皮の噂を頼りに来たんだがね｣
｢俺は鶴見中尉の元で働いてたから分かるぜ？まさか、こんな所でお目にかかれるとはなぁ、土方歳三さん｣
｢え、ちょっ…この人土方歳三なの？本物？｣
｢空気を読め馬鹿｣
｢誰が馬鹿よ、このクソ尾形｣
私が聞かされていたのは凄いジジィに取り入る、としか聞かされてない。確かに凄いジジィなんだけど、凄過ぎると言うか何と言うか。
｢永倉よ、長く生きてみるものだな｣
｢孫を見ている気分だ｣
｢勝手に和んでんじゃねぇよ…取り敢えず、腕の立つ用心棒は要らねぇかい？｣
その後、私達は無事土方歳三の用心棒として迎え入れられた。ぶっちゃけると私はおまけ感が否めないが、まぁ、良いだろう。
にしても、この刺青人皮と言い、なんでこれを集めてるのだろうか…？
＜尾形目線＞
無事計画は達成した。馬吉も、日泥も俺達がこの土方のジジィに取り入る為に、良く頑張ってくれたものだ。労い？そんなもんはねぇよ。刺青人皮も手に入れた。今のところは上々だ。
｢んで、これからどうするんだ？｣
その後は、土方の拠点その一に着き、室内で集まり、今後の方針を聞く。そもそも土方の目的が分からねぇと、動くに動けれん。
｢……尾形ぁ、取り敢えずまずお風呂入ってきても良いかしら？｣
………毎回思うんだが、この女の呑気さは何なのだ。
俺はため息を吐くと、懐から金を渡す。三円くらいあれば近くの銭湯に行けるだろう。
｢意外と優しいんだな｣
と、牛山。
あれでも命の恩人だからな…。あれでも、だが。
──────
ども、文揚げですっ！
いつも駄文を読んで頂き感謝してます(迫真)
お知らせと言うのは、この小説がとりあえず１シリーズ(五十話)終えたら、他のジャンルに手を出します。たぶん(ここ重要)
ジャンルはクロスオーバー(ゴールデンカムイ×ハリー・ポッターorゴールデンカムイ×僕のヒーローアカデミア 予定)で、尾形さんがメインなんですよね、これが。
一応、小説の掛け持ち？はしたくないので、五十話終わったらの予定です。予定してる小説も、五十話終わったらまたこの小説を進めます。そう言う感じです(適当)
これからも、霊感夢主が行くッ！金塊争奪戦 をよろしくお願いしまーっす！
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作者名：文揚げ | 作成日時：2021年10月4日 17時
