【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋にももう慣れました！

コスプレをしないと出られない部屋【太宰治】 ページ5

…お化け屋敷を出てから暫くした。

太宰さんに弄られ、喧嘩していると、突如視界が暗くなり、目を開けると…部屋。


『否、早くね？』

「…ありゃりゃ。仕方が無いね。」


…此れは分かってたな。 なんて云っても仕方が無いのでお題を探す。 直ぐに見つかった。


『コスプレをしないと出られない部屋。』


服の山が近くに置いてある。


『…えっと、種類は… ハロウィン見たいなコスプレだね…』


女性物は、黒猫、魔女、人形の様なゴスロリ、天使、サキュバス。
男性物は、狼男、吸血鬼、包帯男、悪魔、死神。


『包帯男って、…』


笑いが込み上げる。 そんな私を無視して太宰さんがコスプレ衣装を選び始めた。


「…ねね。Aちゃん！ サキュバスやってよ！」

『何でも良いよ… 太宰さんは狼男やって〜？』

「…ハロウィンのときに蛞蝓がやっていたのだよね…」


文句を云いながらも服を受け取った太宰さん。

着替え終わって太宰さんの方を向く。


『あ、御免。 少し今見ちゃった。』

「まだ着替え終わってないのだけれど！」

『えっと…凄い包帯だね。』


少し怒られたが、着替えは終わったようだ。


『…可愛い。』

「蛞蝓と一緒にされてるみたいで、屈辱的だ… Aちゃんのコスプレ姿見れただけでも良いか…」

『な、にそれ…』



【ｶﾞﾁｬﾘ】



「さぁさ！ 出るよ〜！」

『う、ん。』


コスプレを脱ぎ、着替えた。

太宰さんが、女物のコスプレを持ち、「チビッ子マフィアに嫌がらせしよ。」と云っていたのは聞かないふりをした。







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…太宰さんに嫌がらせされたい(

レモンティーさん。リクエストありがとうございました。

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