【あんスタ】アイドルって、そんなにいいものですか (1)

横腹がしにそうだ。 ページ48

「Aちゃんに会いたかったからだよ」


なんて言ってアイドルスマイルにウインク。


顔面めっちゃ光ってるよ・・電球でもついてるのかってくらい輝いてるよ・・


くっ、これがアイドルってやつなのか・・・！


「練習とか部活は？サボったん？」


「今日は活動日じゃないから部活はなーし」


「練習は別に今日くらいいいかなーって。あんずさん、今日は流星隊のとこみたいだしー？」


「練習ってあんずさん基準なん」


「いや、別にー？」


「いいじゃん、だいたいいっつも真面目にやってるし今日くらい！」


「いいとか悪いとか知らんけども」


――ハッ！！！聞こえた！！


今微かに聞こえた！！あそこにいんの葵兄弟じゃねって声！！


3人くらいの女子グループがヒソヒソしてる声がちょっと今聞こえた！私の耳超優秀！地獄耳！


・・早く離れないと。


「ごめんけどそろそろ帰――」


ぐい。


「るぅ！？」


突然右手を掴まれて路地裏から引っ張り出された、と思ったらそのまま引っ張られて強制ダッシュ。


あれあれ、これ前にもあった気がするなぁ！？デジャヴ！？


ただし、今回は引っ張る相手が違うみたいだけど・・っておい。


「ごめん双子！おれ達そろそろ帰んなきゃいけないから！」


「はーいっ。遅かったですね月永先輩」


「またねー、Aちゃん」


「え、ちょ、待。え？おいレオ、何やってんだてめええええ！？」

意味がわからん！！！！→←そういえば。

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