謎の双子襲来 ページ4
「やめろ、大神。客だぞ」
「こんなの客でも何でもねーだろ、どーせそこのチビに連れてこられただけだろーしなぁ」
と言いながら理穂を指差す犬。
確かに理穂はチビだけど知った仲でもないのにそういう事言うってどうなの？
「それでも客は客だ。・・すまないな」
「いえ、こちらこそ邪魔してすみません。あと、犬・・じゃないや、大神さん？はその態度とかどうにかした方がいいと思います」
そう言って立ち上がり、出口に向かう。
完全なる営業妨害をしてしまった。あー、あの客の中に過激派いたらどうしよう。私いじめられちゃう。
「今犬っつったか？犬っつったろ！！余計な世話な上にテメーも人のこと言えねえじゃねえか！！」
という犬の声に「うるさ・・・」とつぶやきつつ、早歩きで普通科の校舎に戻った。いや、戻るはずだった。
「ねえっ、きみきみ！」
「見てたよ、いやー大神先輩と喧嘩とは！・・っくく」
喫茶を出たところで、謎の双子に声かけられた。
ネクタイが赤だから１年か。こいつらもアイドル科・・？
「どちらさん？帰りたいんだけど」
「えー、つれないな。ちょっとくらい話そうよ」
「ま、俺たちと話すことなんてないだろうけど」
青いヘッドホンの方が肩をすくめる。
その通りだよ話すことないよ。つか誰だよ。
歩き出すと、双子も一緒についてきた。ふざけんな。
「ね、アイドル興味ないの？」
「・・・、ない」
話すことなんてないだろう、とか言ったくせに青の方から話しかけてきた。なんなの。
「えー、残念。そうだ、じゃあ教えてしんぜよう」
「いらん」
「アイドル科は、えーと、何人かな。まあ何十人か何百人かいて、グループが・・あっ、俺たちは2wink。ピンクがひなたで、青がゆうた」
「・・・」
諦めて聞くことにした。
周りの視線など気にしない。どうにでもなれだ。
「今年、プロデュース科第一号として転入生が入ってきたの知ってるでしょ、その人女一人だからさ、そのうち争奪戦になりそうでヒヤヒヤしてるよ！」
「そこまでないでしょ。でも皆少なくともその人に好意は抱いてるよね。逆ハーレムってやつ？」
「大変だねその人」
「そー、大変なの。イベントの企画とかもしてるし。って、聞いてたんだ」
「私が聞いてないこと前提で話してたの」
「いや、そうではないけど」
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月野(プロフ) - クリスティ38さん» コメントありがとうございます！そうなのですよね、自覚しています。これ書いたのが4年くらい前なのですが、今見返すと相当酷いなと思います(笑)そのうち消すか色々削って修正しようかと思っていたところでした！参考になります、ありがとうございました！ (2020年1月2日 13時) (
レス) id: 7024b5686c (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - なんか全然あんスタ読んでると感じない。ちょっとオリキャラふざけすぎでしゃばりすぎなのでは？ (2019年12月31日 19時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 最中さん» ありがとうございます！面白いなんてそんな(/ω＼*)近いうちに(もしかしたら明日かもですが)続編移行しますね！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 霧川あるとさん» ありがとうございます！いや、来年ってのは間違いで、受験は再来年です(^p^)かなり先ですwので近いうちに続編いきます！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - めおんさん» ありがとうございます！そうですね、近いうちに移行しますね！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
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