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Aさんちの前に着いて
乱れた呼吸が苦しいのに目の前のインターホンを
押せばやっとAさんに会える喜びの方が強くて
グッと指先に力を入れて押した。
ピンポーン‥‥ー
「‥‥早かったね」
暫くして出てきたAさんは少し痩せた気がする。
「走って来たの？若いね」
「Aさん」
「ん？」
玄関に入ってすぐリビングに向かう
Aさんの背中を呼び止めると素直に振り返ってくれた。
「リョウマ先輩と別れたんっすね」
「うん、そうだよ」
「なんでですか」
「‥‥責任。」
「え？」
「責任取るっていうのまだ有効？」
いつの間にか俯いていた顔を上げると
柔らかく笑っているAさんの瞳に吸い込まれていく。
「それどういう意味なん」
「私、廉くんが好‥‥‥ー」
言葉を遮って彼女をつよく抱き寄せる。
「Aさん、好きです。俺と付き合って下さい。」
「はい‥お願いします。」
じんわりと体の芯が暖められていく感覚が気持ち良い。
体を少し離すとAさんと目が合って
顔にかかっている綺麗な髪を指に絡めながら
そっとその唇に口付けた。
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きゅん(プロフ) - このお話の廉くん可愛すぎます！廉くんがブンブンしっぽ振ってるのが想像できて、それを考えてはニヤニヤとしています！いつも素敵な作品をありがとうございます！更新頑張ってください！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
初子(プロフ) - 面白いです、更新楽しみにしてます！ (2019年10月14日 0時) (レス) id: e87bce962c (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます！更新遅い方ですがなるべく毎日更新はしたいので待っていて下さると嬉しいです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話の展開が楽しみです。更新待ってます。 (2019年10月12日 17時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年10月12日 14時
