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「なあ廉、最近どうした？」
Aさんとあんなことがあってから数日が経って
ジンのいない、ひとりで学食に来た日。
突如姿を現した優太は向かいの椅子に座って
俺の顔を見るなり唐突な質問を投げかけてきた。
「別に」
「お前、どこぞの女優か！」
「なにそれおもんな、」
「おい！おもんな、とかやめろよ(笑)いや そうじゃなくて！まじでなんか最近廉、元気なさすぎじゃね？」
学食に来てるって言うのに何も食べないで
なんなら注文すらしていない優太は机の上で
腕を組んで、俺と目を合わせようとどんどん近付いてくる。
「分かった、話すからあんま近寄ってくんな」
「おし！話して、俺聞くから」
そりゃ聞くだろ、聞きにきたんやから(笑)
「この前の飲み会で‥‥」
食べていた味のしない生姜焼き定食を突っついていた
箸を置いて、俺は淡々と今までのことを優太に話した。
「まじか」「すげーな」「やべーだろ」この3つの
相槌をうちながらも話は遮らないでしっかり
聞いてくれる優太は最後の話で顔をしかめた。
「痛かった？」
「あー‥ビンタ？」
「そう！俺されたことないからさ」
「んービンタより心臓の方が痛かったな」
「ガチか‥まあそうだよな」
アドバイスとかこの人に求めてはない。
ただこうして気にかけてくれるだけで結構充分やったりする。
「今日飲み行くか！！」
「バイト」
「ぬお、まじか！じゃあ明日は？明後日とか」
「ドタキャンせんといてや」
「しないよ！命かける！」
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きゅん(プロフ) - このお話の廉くん可愛すぎます！廉くんがブンブンしっぽ振ってるのが想像できて、それを考えてはニヤニヤとしています！いつも素敵な作品をありがとうございます！更新頑張ってください！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
初子(プロフ) - 面白いです、更新楽しみにしてます！ (2019年10月14日 0時) (レス) id: e87bce962c (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます！更新遅い方ですがなるべく毎日更新はしたいので待っていて下さると嬉しいです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話の展開が楽しみです。更新待ってます。 (2019年10月12日 17時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年10月12日 14時
