五条せんせぇの呪力うんま〜 〘呪術廻戦〙

塩焼き、んまい┌⁠|⁠o⁠^⁠▽⁠^⁠o⁠|⁠┘⁠♪ ページ36

それからは水の掛け合い合戦も加わり、


全員がビチョ濡れになったところに、


３人の楽しげな様子に自分も混ざりたくなった権三郎が、


バシャッと川に飛び込み、更に水がかかり、


皆んなで「うわーーー！！」と騒いだ。






その後、権三郎が、華麗な手さばきで魚を川からすくい上げ、




「すごーいゴンちゃんー！！」




「さすが熊なだけあるな、獲るのがうまい、」



「わ、権三郎の獲った魚でかないか？！」



「ん？ほんまや！優勝はゴンちゃんかなあ、こりゃ、」




なんやかんやで一番デカイ魚は甚爾が素手で釣り上げ、



両手で大きな魚を頭上に掲げ、誇らしげに獲物のデカさを


ドヤ顔で見せつけた甚爾に、




「す、すげ〜とーじ君！めっちゃデッカイやん！」




「すごー！うわー流石とうじ！！


ウチそれ狙ってたんに、ええな〜ー！！」




直哉とこてつが、甚爾に群がり、

　

こてつが、ヨジヨジと甚爾の体をよじ登って行く。





「ごら、ビチョビチョなんだからくっつくな、ハム太郎、」



「いひひ〜！」




わーわーと騒ぎ、川遊びを満喫した三人は、



勅使河原が用意してくれたキャンプセットで、



魚の塩焼きを作った。





「んま〜！やっぱ塩焼きはんまいなあ〜！」



目をハートにし、うふうふと塩焼きを食べるこてつに、


３人も頷いた。



「んまいっすねえ、」



「自分で釣って食べるなんて初めてやわ、結構うまいもんやなあ、」



「自分で獲った分、尚更うまく感じるな、」




紅葉狩りも兼ねた、秋の渓流での魚釣りに、

４人はとても清々しい気持ちになっていた。



木々が赤・黄・緑と、色とりどりに染まる中、


澄んだ川も合わさる山の空気は、とても美味しい。





「こんな自然の中で、心が浄化されていきますなあ〜、

めっちゃ癒されますわぁ、

ねえお嬢、」




「うん！最高やわ秋の山での魚釣りは！」




ひんやりした空気と相まって気持ちがスッキリとする。





「１番はじめに釣れたときはめっちゃ感謝したわー、」




「ハム太郎が逃したイワナを俺が捕まえた時の、


お前の顔おもろかったわ〜、みゃははは！」




「む〜！やかましい、呪力ハムハムしたるぞ直哉！」



「みゃーー！！やめてぇー！」




じゃれ合うチビ達に、甚爾と勅使河原は笑った。




じゃれ合いに権三郎も混ざり、あははは、と笑い声が響く。

食欲の秋ですね！〜芋煮会だー〜→←秋だ！山だ！魚を釣るぞーい！！

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