少年の見たセカイ (ページ19)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:4,069 hit

作戦開始ページ19

先輩兵士1｢撃てぇぇぇえ！｣

その瞬間全員が銃弾を発射した。
もちろん銃弾は巨人を殺傷できる武器では無い。
しかし殺傷が目的では無い。
あくまで目を一時的につぶし、注意を引くためのものにすぎないのだ。

サシャ｢うぁぁぁぁあ、こっち来たぁぁぁあ！｣

ジャン｢うるさい！とりあえず撃ちつづけろ！｣

アスカ｢あいつら、タイミング間違えたりしないでしょうね…｣

シンジ｢とりあえず今は、信じて作戦通りにするしかできないよ…｣

そして巨人を定位置まで誘導し、目を潰すのにも成功した

アルミン｢今だ！｣

屋根の骨組みに隠れていた兵士達が一斉に巨人のうなじめがけて刃をふるう。

残り一体という所で、コニーのガスが切れてしまった。

コニー｢クソッ！なんでよりによって今なんだよ？！｣

巨人はコニーに迫っていく

シンジ｢コニー後ろ！｣

サシャ｢早く走って！じゃないと…｣

全員がコニーの死を覚悟した瞬間

ｼｭｯ

コニーに迫っていた巨人はアニの手によって討伐された。

コニー｢あ、ありがとう…助かったぜ｣

アニ｢ただ巨人をたおしただけだから…｣

シンジ(良かった…誰も死ななかった)

アスカ｢なんかのよあの女！あからさまに助けたのに巨人を倒しただけなんて格好つけちゃって！ﾌﾝｯ｣

シンジ(アスカ…こっちの世界ではやっていけるのかな？見た感じ僕みたいに特殊な能力がある風には思えないし、エヴァに乗ってた時とは違い僕たちと巨人達にはかなりサイズの違いがある。この世界では仲間との協力が不可欠だ、しかし仲間との協力というのはどうもアスカには不向きだ)

アルミン｢よし早いところガスを補給して上に戻ろう！｣

シンジ｢今度こそは必ず助けるからね、アスカ…ﾎﾞｿｯ｣

アスカ｢なに？今あんたなんか言った？｣

シンジ｢いや！何でもないよ,,｣

ドンッ

そのとき上のほうで大きな音がした

ジャン｢なんだよ？！今の音は？｣

ミカサ｢きっと上でなにかがあったのよ。早く行かなければ。｣

全員階段を駆け上がっていく