泣いている監察官と居なくなった監察官 ページ9
審神者「逸話だけ？粟田口派じゃないの？」
審神者は思わず聞き返す
長義は一期の代わりに続ける
長義「蜘蛛から聞いた話だが・・・吉光と刻まれているだけで、本当に粟田口吉光が打った刀かの証明がないらしい」
一期「その通りです。蜘蛛切は本当の粟田口では無いのかも知れない。その事であの子を傷付けたのは私なのかも知れません」
一期は悲しそうな顔を浮かべる
あのとき、蜘蛛切が一期の話を遮ってまで離れた理由は
自分の心を守る為。それ以上自分が傷付かない為だ
涙を浮かべて居なくなった事にも納得する
審神者「こんのすけ。どっちでもいいから反応が近くにある場所を教えて」
こんのすけ「分かりました。しかし、近くにある反応が大変揺らいでいるので注意して下さい」
こんのすけが示した方角に全員が走った
こんのすけは要件を伝えるとすぐに政府に帰っていった
鶴丸「なあ。何か泣き声が聞こえないか？」
鶴丸の指摘に全員が耳を澄ました
？『・・・・これ以上、俺を惨めにしないでくれ』
審神者はいきなり頭を抱えてしゃがむ
三日月「主！？どうしたんじゃ！」
審神者「なんか、頭が割れる位痛い。辛いって、苦しいって感情が頭に入ってくる。何、これ」
審神者の目には涙が溜まっている
全員が心配になり、審神者に近づく
蛍丸「ねえ。本当に大丈夫？」
長義「おそらく、霊力が大きく揺らいでいるからそれに影響されているのかな？」
三日月「おい。彼処にいるのは」
三日月が指差す方を全員は見つめる
黄色の髪をした少年が泣いているのが見えた
山姥切「監察官なのか？」
山姥切の声でこちらを振り返った少年
目は黒色で粟田口の服を着ている事が分かる
一期「蜘蛛切なのかい？本当に」
長義「相方はどうしたんだい？蜘蛛切藤四郎君」
蜘蛛切『長義。いち兄。審神者達』
長義と一期は座り込んでいた蜘蛛切に近付こうといた
すると
蜘蛛切『それ以上、俺に近付くな！』
本体を抜いて、自分の首に近付けた
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凜弥(プロフ) - 最近、刀剣乱舞を始めた者です！とても面白い作品でした。更新、頑張ってください！このコメントを見られるかわかりませんが、BのLは良いと思いますよ！私が、雑食なだけかも知れませんが… (2020年3月29日 1時) (
レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 作者さんが書いてみたいと思っていて、尚且つ、読者から不満が出ない程度にキャラさえ掴めていればその三振りの登場はアリだと思います。（個人的には）これからも更新頑張ってください。 (2019年5月18日 0時) (レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴っ子 | 作成日時：2018年12月27日 20時
