のぼせた【ノーマン】 ページ40
ノーマンside
ノーマン「フィル、ちゃんと拭かないとダメたよ」
フィルをフワフワのタオルで包む
フィル「ばぁ！」
ノーマン「ふふ、はいどうぞ」
フィル「ありがとうノーマン！！」
お風呂の後はみんな元気がいいな
＊
エマ「ママーーー！！！！！」
エマの声にみんなが女子風呂に集まる
エマ「ど、ど、ど、どうしよう！！Aが！！」
エマの腕には、タオルで包まれたAがぐったりとしていた
ママ「まぁ！どうしたの？！」
エマの話から、Aがのぼせたのだと分かった
ギルダ「それより、なにちゃっかりここにいんの男子」
ギルダを中心とした女子に僕達は食堂へと追い出された
ノーマン「大丈夫かな、A」
顔が真っ赤だった
レイ「何したらのぼせんだよ、ガキか」
ノーマン「そんな事いって、本当は心配な癖に」
レイ「うるせぇ！」
分かりやすいんだから笑
その後、エマから医務室で休めている事を聞いた
＊
ノーマン「ママ…？」
僕はこっそり医務室に来ていた
ママ「あらノーマン、どうしたの？」
Aは額にタオルをのせ、気持ちよさそうに寝ている
ノーマン「心配で来ちゃった」
ママ「もう大分赤みも無くなってきたわ」
ママは優しくAを撫でた
ノーマン「そっか…良かった」
ママ「ふふ、ノーマン、私は他の子達を見てくるから、Aを頼んでもいいかしら」
ノーマン「うん、任せて」
来てよかった
僕はママの座ってた椅子に座る
『ん…ノーマン…？』
ノーマン「うん、大丈夫？」
Aはゆっくりと起き上がる
まだ少し赤い頬と、鎖骨が見えるくらいあいてるシャツ
い、色っぽい…
『えーと…のぼせたんだっけ…？』
ノーマン「あ、う、うん」
まずい、直視出来ない…
『はぁー…ノーマン？』
バクバクとうるさい心臓
弱ってる所を襲うなんて、僕はそんなに野暮じゃない…はず…
ノーマン「…っ…Aが悪いんだからね」
Aの頬にそっと手を添える
『ん…ノーマンの手冷たい…』
Aは僕の首に腕をまわし、グッと引き寄せた
ノーマン「わっ、A…っ、まって…！」
近い近い近い！！
『ふふ、焦りすぎ』
Aは妖しく笑う
＊
『あ、ねぇ、ノーマン？ノーマン！？』
ノーマンの顔はのぼせたように真っ赤でした
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ゆきがみ(プロフ) - ガールガールさん» ありがとうこざいます！！嬉しいです！！ (2019年4月3日 13時) (
レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
ガールガール - 本当に面白いです！読んでて楽しいです (2019年4月3日 12時) (レス) id: 4b6999800d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - サヤカさん» ありがとうございます！！そう言って頂くとかなり励ましになります！リクエストなどあれば言ってください！！ (2019年3月31日 10時) (レス) id: b58dff5885 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 主さんののほほんとした書き方すごいです！！いつも楽しみです！ (2019年3月30日 18時) (レス) id: 032d885f3a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきがみ(プロフ) - 雨と無知@雨100％さん» コメント、リクエストありがとうございます！！ママとのお話ですね！すぐに書いて来ます！！ (2019年3月21日 14時) (レス) id: b6cfb6d4ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきがみ | 作成日時：2019年3月17日 22時
