推しと繋がるためにアイドルになりました！

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『おねーさん、お名前は？』


「Aです、」


『Aちゃん！』


「ほあ…」


『Aちゃん、ぼくね、恋をしてる子にだけ、ぼくの声が聞こえるんだよ！』


「！！そうなんだあ！」





小杉(めちゃくちゃかわいいやんけ！！)

春菜(恋する乙女の顔じゃん♡)





『Aちゃん、好きな人いるの？』


「うん、ファンのみんなとか、お友達とか、Aのこと好きって言ってくれる人はみーんな好き」


『それだけじゃ、ぼくの声は聞こえないと思う』


「…みんなへの気持ちは愛、なのかなあ…でもね、ひとりだけ、ちがうの、たぶんそれが恋なんだろうね？えへ」


『かわいすぎないか？』


「？？なあに？」





小杉(テディベア本音出てもうてる！！)

吉田(わかるわ)





“ ぬいぐるみとでも恋バナが盛り上がってしまう可愛いAちゃんをもう少し見ていたい気もしますが、ここで悪戯心に火がついた菊池くん、攻めます！ ”




『Aちゃん、ぼくもうひとつ秘密があって、』


「？きいていいの？」


『俺もAちゃんと友達になりたいから！』


「！！友達になってくれるの！？」





春菜(目キラキラさせちゃって！！)

NAOTO(めちゃくちゃ嬉しそう)





『俺の名前はふうま、』


「ふーま、くん？」


『きくち、ふうまだよ』


「……聞いたことある名前、だれだっけ、」


『時代を作ろう〜♪』


「！！せくしーぞーんの人といっしょ！」


『…せくしーぞーんの菊池風磨だよ』


「え？！菊池風磨くんってくまさんだったの？！わたしは友達から菊池風磨くんはアザラシだって聞いてたのに！」









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