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(…あゝ、気持ち悪い)
黒の暴牛の団長の事だ。早く行かないとよく分からん理不尽な事を言われるのが分かる。それでもだ、脚に鉛を巻き付けられた様に重く、動かない
《マすター？》
(五月蝿い。黙ってて)
クラクラと眩暈がして、壁に手を付き座り込む。人が居なくて良かった
手がブルブルと震えている。まるで、黒の暴牛に行くのを恐れるかの様に
違う、違う、違う違う。分かってる。アレとは違うんだ。心ではそう思っていても、体が拒絶反応を起こす
微かに臭う血の匂い。
赤い夕陽、無数の槍、屍
四肢、眼球、焼け焦げる臭い、嘆き、嗚咽、懺悔、血溜まり
暗い黒い、歪な笑みを浮かべる______________彼奴
(…やっぱり、魔法騎士団なんて)
(入るんじゃ____)
「ナツキィ！！」
「…アスタ？」
「こんな所にいたのかー！一緒に行こうぜ！」
(____そうだ、違う。自分で何度もそう言ったじャァないか)
「…うふふ、あゝ一緒に行こうかねェ。アスタ」
今は、楽しむだけだ
終わり←・
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きゃらめる@tn.zm.em推し - 更新頑張ってください!!!!!!!!! (2018年10月10日 22時) (
レス) id: 43bc4b2371 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ(プロフ) - 更新いつも楽しみにしています！これからも頑張って下さい！ (2018年9月5日 20時) (レス) id: 3e187a7a52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリアネス | 作成日時：2018年8月30日 17時
