24★続きの方はここから読んでください！ ページ25
露わになった額に
そっと唇を寄せる
ちゅっ、と一瞬
くっついた唇に
えいちゃんが気付く気配はなかった。
髪を押さえていた手を離すと
視界いっぱいに広がる赤
普通の人はあんまりしない
その奇抜な色に
あぁ、もうあの時じゃないと
一瞬で現実に引き戻される
私たちが着ているのは
お揃いの校章がついた制服ではなくて
彼の髪は
釘付になるほどの濃ゆい赤で
嫌だけど私たちは
あの頃より確かに大人になっている
「エイジ、」
そう呼んだのは多分初めてだった。
だからかわからないけど
閉じていた彼の瞼がそっと持ち上がる
「・・・っ」
バチと絡まる視線に
時が止まった気がした。
エ「・・・何？」
「なんでも、ない」
エ「エイジって、呼んだじゃん」
「気のせいだよ」
エ「嘘だ」
「本当、私 エイジって呼ばないもん」
エ「・・ふぅん」
「・・・なんか飲む？」
エ「うん、ぶど「ぶどうジュース？」
エ「・・・・・そう」
コップに100%のグレープジュースを
注いで、えいちゃんの前に出した。
「どうぞ」
エ「よくあったね ぶどうジュース」
「そりゃあね」
あなたのせいで好きになっちゃったんだもの
エ「そりゃあねって何 笑」
意味わかんないと目を伏せて笑って
コップに口をつける
エ「すっぱ」
俺もうちょい甘いのが好き、って
知らないよそんなの 笑
起き上がったえいちゃんの
隣のちょっと空いたスペースに
腰をおろす
ほのかに香るのは
そらとは違って、でも
心地の良い 甘い香り
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グ(プロフ) - あやかさん» 返信遅くなってしまってゴメンなさい！今までで一番かもなんて言ってもらえて嬉しいです！満足いただける結末にできたか不安ですけど・・・笑 ありがとうございます！ (2017年7月14日 1時) (
レス) id: e4ddb54207 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - めっちゃ続きが気になって毎日見てます！！今までの夢小説で一番好きかもしれないです！更新頑張ってください！応援してます！！！ (2017年7月6日 2時) (レス) id: dcd274a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
グ(プロフ) - まゆさん» ヤヴァイですか！！嬉しすぎます笑 ありがとうございます！頑張ります＾＾ (2017年6月25日 19時) (レス) id: e4ddb54207 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - めっちゃほんまめちゃくちゃヤヴァイ!!!!面白すぎます！ドキドキが止まらん！更新頑張ってください！全力で応援してまっす!!!!!! (2017年6月25日 10時) (レス) id: 2f0772b727 (このIDを非表示/違反報告)
グ(プロフ) - 侑美さん» ありがとうございます！嬉しいです＾＾どうなるんでしょう・・実は自分もまだわからないんです 笑 もっと面白いって思ってもらえるように頑張ります＾＾ (2017年6月24日 19時) (レス) id: e4ddb54207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グン。
| 作成日時：2017年6月19日 0時
