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『どうしたの？』
リ「けが人連れ回してんじゃねぇって怒られた。
急いで帰ってこいだって。」
だいぶ怒っていたらしく、りっくんがしゅんとなっている。
『りっくん通りかかっただけなのに、ごめん』
元はと言えば私の不注意が悪いのだ。
エイジくんが帰ってこないことに対して腹を立てるのもおかしくない。
私も自分の失態に落ち込み、2人で大きなため息をついた。
リ「俺はいいよ！
俺が見かけなかったらAちゃん大変だったでしょ」
りっくんは力なく笑ってみせて、立ち上がった。
私も続いて立ち上がろうとしたが、さっきのことを思い出して、立ちたいのを我慢する。
リ「Aちゃんは、俺の背中乗って」
りっくんが自分の背中を指さす。
ここから神社までは歩いて10分ほどかかるし、今さっき買った荷物もある。
いくらなんでもそれは申し訳なかった。
『りっくん、私歩けるよ、少し肩貸してもらえれば。』
私はそう言ったが、りっくんは首を振り、
リ「今日はここで我慢して？」
と、私に背中を向けて屈んだ。
何が正解なのかはわからなかったけど、
りっくんの優しい笑顔は私に断る隙を与えなくて、私はごめんと一言だけ言ってりっくんの背中に乗った。
りっくんの背中は想像以上に大きくて、頼もしかった。
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サクラ(プロフ) - シロさん» どういたしまして！作者さんにも生活があるので焦らずゆっくりで大丈夫ですよ！新生活色々とお疲れ様です！ (2019年4月17日 22時) (
レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - サクラさん» わーんありがとうございます（；_；）新生活が始まって想像以上にバタバタしているため更新遅れがちですが、今後もよろしくお願い致します。頑張ります！ (2019年4月10日 23時) (レス) id: ca73ee35df (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！！次の展開楽しみですー！頑張ってください！応援してますー！ (2019年4月6日 21時) (レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - ありすさん» 大好きだなんて超絶嬉しいです（；_；）更新頑張りますので、これからもよろしくお願い致します！ (2019年3月22日 21時) (レス) id: f7c21e5b1c (このIDを非表示/違反報告)
ありす - このお話大好きです！お忙しいと思いますが応援してます！ (2019年3月22日 19時) (レス) id: e597eae0d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2019年3月11日 22時
