Lv48＿ばーか ページ49
｢よしよーし。また飼い主増えたのか〜？｣
｢うん！！｣
男の子のその言葉に違和感を感じる。
｢飼い主...？｣
どうやら違和感を感じたのはイルマくんも同じだったようだ。
｢まあいいや。ジュースくれよ｣
男の子がそう言うとなんの躊躇いもなくポケットから人数分のジュースを渡すクララちゃん。
それを受け取ると、3人は笑いながらどこかに行ってしまった。
『クララちゃん...今のって...』
｢あのね！あーやってね、なにかあげるとね！喜んでくれて、たまーに一緒に遊んでくれるの！｣
嬉しそうに話すクララちゃんに胸が痛む。
こんな純粋な心の子を弄ぶなんて、酷い。
入間｢それって...｣
クララ｢でもね！こうやってちゃんと遊んでくれるの、イルマちたちが初めて！だからね、っあの...また...一緒に遊んでくれる...？｣
モジモジしながらこっちを見るクララちゃん。
イルマくんが｢うん！｣と返事をするとクララちゃんがぱぁーっと顔を明るくさせた。
『ごめん、用事出来た』
その顔を見て、いてもたってもいられなくて、私はその場を走り出した。
『ちょっと』
｢あ？......ってうわ、めっちゃ可愛い。どした？俺らになんか用？｣
にしてもほんと可愛いな〜、名前は？と聞いてくるのを無視して平手打ちをする。
金髪は何をされたのか理解しておらずポカーンとしていた。
｢おま、っ何しやがる！｣
『あんなに純粋な子を利用するなんて最低』
｢はぁ？なんの事......あぁ、クラリンのこと？｣
『うん』
何がおかしいのか3人で突然笑い始める。
｢あれは利用される方が悪いだろ！笑｣
｢本人も嫌がってねえし別にいいじゃん！｣
｢｢｢なー！｣｣｣と声を合わせて再び笑う3人。
全くもって理解ができなかった。
目立っちゃダメなのに。
目立ちたくないのに。
無視する手もあったのに。
それでもあんなに可愛い子がこんな酷い目にあってるのは許せない。
可愛い子は大事にするべき！！
再び平手打ちをかましてやろうとするとパシッと腕を掴まれてしまった。
｢ばーか。もう同じ手は喰らわねぇよ｣
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
