Lv.12＿2日目の朝 ページ13
皆様おはようございます。
魔界に来てから丸一日が経ち、2日目の朝です。
昨日は色々ありすぎて気にする余裕もなかったけど、今朝私は最悪な事態に気づいてしまいました。
ビ ジ ュ が 最 悪 す ぎ る 。
可愛いものが大好きな私は自分も可愛くありたくて、髪の毛をピンクに染めたり、ピンクのカラコンをつけたり、とにかく可愛いメイクを意識していた。
癖が強すぎる髪だって毎朝毎朝、アイロンで40分もかけてる。
食べることが大好きな私は可愛い私であるために食べることを我慢した。
仕事上、みんなに愛されるキャラで居られるよう、常に笑顔で、けれど少し控えめに生きてきた。
なのに今の私と言ったら...
何故か染めていた髪は地毛の真っ黒なじみぃーな髪に戻ってるし
アイロンもしてないから髪がゴワゴワだし
カラコンどころがメイクもしてないし
顔が緩みに緩みきっている。
元々気弱でただのオタクな私は少しでも気を抜けばこうなってしまう。
自分で言うのもあれなのだけど、顔はいいほうだと思う。
顔だけは。
でも表情のせいで台無しだ。
今の私に可愛いの欠けらも無い。
鏡の前で心底自分にガッカリしていた。
そんな私を見てカルエゴさんとシチロウさんが心配してくれたが、なんでもないと答えると
「正直に言わないなら喰う」
とシャレにならない脅しをされたため半分やけくそに全部言った。
くだらない、と言われると思ったが(特にカルエゴさんに)全然そんなこと無かった。
むしろ、シチロウさんは
「それは落ち込むよね...。よし！今日はめいいっぱい可愛くしようじゃないか！ちょっとまってて！」
と私より気合いを入れてお洋服やらアイロンやらを買いに行った。
カルエゴさんは一瞬消えたかと思いきや、手に何かを持って戻ってきた。
「今日外に行く。俺の食糧が他の悪魔に狙われるのは癪だ。少しでも悪魔に見えるようこのカラコンをつけるといい」
渡されたものを見ると中にはピンクのカラコンが入っていた。
カラコンを着け追えると、シチロウさんがちょうど戻ってきた。
そしてシチロウさんに色々やってもらって、カルエゴさんが作ってくれた(？)ご飯をたらふく食べた。
この2人甘やかす天才だろ。
『優しい好き...イケメンビッグラブ...』
「そういう事は簡単に言うもんじゃない」
「そうだぞ。自分を安売りしちゃダメだ」
『あ、すみません...』
まじおかんやないかｧ.....
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
