【1】不幸体質？の私、起きたら魔界でした【魔入りました！入間くん】

スキ魔 ページ12

ʚ ス キ 魔 ɞ


話し合い後、私のお腹が大きく鳴った。



空飛んだり食べられそうになったりで忘れてたけど、朝から何も飲まず食わずで死にそうになっていたんだった。


あまりの音の大きさに2人がびっくりしている。



そして次の瞬間「ぶっw」と吹き出す音が聞こえた。



どうやらシチロウさんが笑いに耐えきれなくなったようだ。




カルエゴさんも全身で笑いを我慢している。





恥ずかしくて体を丸めるとシチロウさんに「お腹すいたんだね、かわいい」と言われてしまった。





可 愛 い の お 前 だ よ 。




カルエゴさんは「食えるか分からんが」とご飯を用意してくれた。



見た目がなんか、こう、うん。凄かった(語彙力)が、お腹が空きすぎてそんなの気にならなかった。




シチロウさんは最後まで「本当に食べていいの？」「死なない？」と心配していたが空腹には勝てず、完食してしまった。



見た目はほんとにやばいが味はとても美味しかった。





お腹いっぱ『ぎゅるるるる...』......勘弁して私のお腹...。





「貴様あれだけ食ったのにまだ腹が減っているのか」


「ど、どこにそんな量が入るの！？大丈夫？お腹鳴ってるの病気とかじゃない？」



『は、恥ずかしい...。お仕事上あまりご飯は食べられないし、筋トレもしてるので身体は引き締まってる方なんですけど私自身食べるの好きなので...。で、でも我慢できるので！！お気になさらず！！』




そう言ったのに何故かおかわりが出てきた。




「......仕方がないたくさん食え」




「食べれる時に食べておきなさい...！」





『甘やかされてる...？』






そのあとデザートも貰ったし、1人で寝れないと言ったら2人とも一緒に寝てくれた。





悪魔っていうからすごい怖いひと(悪魔)たちだと思ってたがめちゃくちゃ激甘だった。




1周まわって怖い。






嘘です全然怖くないです。イケメンに甘やかされてるこの事実にニヤけが止まらないです。






「いつまで寝ているつもりだ。朝飯できたぞ。苦手なものあったら残せ他のものもある。」


「オカワリもデザートもあるからね！着替えもあるから食べ終わったら着替えといで！」




『おかん...？』




悪魔2体に甘やかされるAであった。






……



最高総合順位24位ありがとうございます😭💗

Lv.12＿2日目の朝→←Lv.10＿喧嘩勃発

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す