Lv.75＿悪魔の翼 ページ25
｢外へ出ろアホ共！授業を始める…！！｣
その一言でクラスがざわついた。
『……とりあえずサブロさんそろそろ降ろしてください恥ずかしい…』
｢うむ、恥ずかしがる顔も美しい。｣
｢サブノック……ッ！！！！貴様ゆるさん！！｣
｢負け犬の遠吠えは見苦しいぞ｣
｢丸焼きにしてくれるわ！！！！｣
｢粛に！！！貴様はいつもいつも騒ぎを起こしやがって…こっちにいろ！！｣
その後、隣から離れてくれなくなったカルエゴ先生だった。
『(……結局イルマくんとお話できなかったな。まあイルマくん目立つからそばにいない方がいいんだろうけど…)』
｢(Aちゃん…目立ちすぎでは…ッ！？)｣
……
……
……
学校裏 高台にて
｢前回の召喚試験とこの授業の結果で貴様等の位階を決定する｣
内容は谷奥の旗までの競走。
無数にそびえる巨体な岩山と巣を守る怪鳥を避けてすすむ。
｢はい！使い魔先生！鳥への攻撃はアリですかぁ？｣
｢構わん｣
『構わないの…？』
動物愛護団体に訴えられない？大丈夫？
……そもそもこの世界に動物愛護団体がいるかどうかは分からないけど
｢……殺しすぎは減点だがな。あと次使い魔先生と呼んだら殺す。｣
例年は難しめのコース''カナキリ''と比較的簡単のコース''サエズリ''のふたつが使われているそうだが
今年はカナキリの長の気が立っている為立ち入り禁止になるそうだ。
しかしサブロさんは｢カナキリでは無いと意味が無い｣と納得しない。
｢知るかッ！コースに変更は無い。総員準備！｣
準備…？
カルエゴ先生の横から少し遠くにいるイルマくんに目を向ける。
すると、同じことを思ったのかばちりと目が合った。
『あのせんせ、準備って……ッ！？！？』
バサァッという音と共に黒いものが現れる。
悪魔の翼だ。
皆が次と次と翼を広げる。
｢え…｣
＿＿かっこいい。
その仕草に見蕩れてしまう。
と同時にここは……
ここはやはり異世界なのだと感じさせられる。
｢エギー先生は？どーするの！｣
｢私は後から追う。あとその呼び方やめろ。｣
｢用意はいいな。では只今より…｣
＿＿
その言葉にイルマくんと私は顔を青ざめた。
……
……
……
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ねこまくん - この作品大好きです！！尊すぎて夢主ちゃんが心臓破裂する前に心臓が破裂しそうです………！ (9月17日 7時) (
レス) @page15 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです🥺今後もダリ先生との絡み増やしていくつもり(というか下書きには既にある)ので乞うご期待下さい🫢 (2023年2月8日 22時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！面白くて、一話から一気読みしてしまいました！個人的にダリ先生の絡みが今のところ好きです…!教師陣大好きなので、他の人との絡みも楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2023年2月3日 22時) (レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年2月2日 0時
