転生したら鬼と家族になりました【鬼滅の刃】

丗壱 ページ31

初めましての方は初めまして。
私模部 Aっていいます。
その名の通りモブやってます。


モブやってたはずなんですけど...

何故か上弦の壱がおじいちゃんになりました。


なんでだよ。



強い＝守られるからいいじゃんだって？


んなわけねえだろ鬼だぞ相手。
しかも私まさかの稀血。


死ぬて。



いやまぁ推しに会えたのは嬉しいよそりゃ。


でも関わりたくはなかったよね。
わたしはもっと生きたいんです。


2次元と3次元じゃ話が違う。
でも人生甘くない事が分かったよ。

だって関わりがないどころがおじいちゃんになったからね。


てかむしろ守られると言うよりいつ食べられるか分からない恐怖が常にある。


死ぬかわからないところで『やったぁ推しに囲まれてるぅ』って呑気で居れるほど余裕はありません。



｢おーい君〜。俺の話を聞いておくれよ。さっきも聞いてくれなかったじゃないか。｣



そんな声が聞こえてくる。
現実逃避したかったんだよ。


許せ。




『おじいちゃんが出来たのが嬉しくてつい。ごめんなさい。』


黒死牟を見ながらそう言うと、表情こそ変わらないものの黒死牟の周りにお花がぶわっと咲いた気がした。


ほわほわしててかわいい。
伊之助を思い出すな...。




｢そっか〜それじゃ仕方ないね！｣


笑顔で童磨が言った。


このひと顔はいいからな...憎めない。


許せないこと沢山してて、たくさんされたけど顔がいいから許してしまう。


自分のその面に感謝するんだな。。。



でも今この人絶対私が困ってるの楽しんでるよね。
そこは許さないぞ。

イケメンにいじられるのはまあ100歩譲っていいとして

私さっき本気で殺されそうなラインまで行ったからね。
｢からかっただけだよ☆｣じゃ済まないからね。



まじでほんとにその面に感謝しろ！！！



バレないように童磨を睨んでいるとふと、もう1人童磨を睨んでいる人物がいることに気がついた。



あ〜...そーいえば猗窩座って童磨のこと嫌いだったっけ。


それ利用してわんちゃん猗窩座と仲良くできるのでは？



それだったら無惨様ともワンチャン仲良くなれそうだな…
やっぱり私天才。



そうと決まればあとは行動に移すのみ。

ただ童磨がここにいたら意味が無いので何とかしてこの部屋から出さなければならない。



うーんと考えていると一つの案が思い浮かんだ。

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