スパークル【アバンティーズ】 (ページ7)

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第7話ページ7

A「ちょっとごめん、トイレ行きたいから先払ってて。2000円置いておくね」

突然の尿意に急いでトイレに向かった。

偶然一部屋空いてたので走って向かっていく。

エイジ「走んなよー」

用を済ますと彼は外にたっていて「こっちこっち」と手招きをしていた。

A「ごめんね待たせちゃって」

エイジ「待ちくたびれた」

A「ごめんって」

それだけ言うとすぐ手を繋いで帰り道を歩いた。

A「ほんと綺麗。髪の毛馴染んじゃって頭がない人みたい」

エイジ「なにそれ妖怪かよ」

A「えいちゃん妖怪かもね」

エイジ「人間と住むとかなかなかないね」

A「妖怪酔っ払いジジイ」

エイジ「は？」

A「えいちゃんにぴったり」

エイジ「ふざけんな」

なんて言いながらブンブン手を振って歩いた。

A「ねぇねぇ」

エイジ「なに？」

土手の斜面にある草の上で高校生のカップルが寝ていた。

A「私達もこんなことしてたね」

エイジ「起きたら夜でびびったけど」

高校生を見つめた後、えいちゃんの方を振り向くとすごく近いえいちゃんの顔が赤く輝いてすごく色っぽかった。

A「えいちゃんえっちぃ」

エイジ「意味わかんない」

A「えいちゃん色っぽいからキスしていい？」

私は彼の返事も聞かず唇にぶちゅっと不器用なキスをした。

A「ねぇねぇ、来世もカップルなのかな」

エイジ「いやー主人と飼い犬じゃない？」

A「えいちゃん来世は犬になりたいんだね」

エイジ「ちげーよAが犬だよ」

A「なにそれ！！」

エイジ「いつもブンブン尻尾振ってそうだもん」

それから運命の話をしたり、未来はどんな風になってるんだろうとたくさん話した。