スパークル【アバンティーズ】 (ページ34)

今日:28 hit、昨日:0 hit、合計:24,598 hit

第34話ページ34

.

A「私、赤ちゃん出来ました」

えへへ、と笑ってみるも想像以上に固まっている3人の顔。

そらちぃ「え、あ、え？」

ツリメ「もう1回」

A「えいちゃんとの赤ちゃん出来ました」

ツリメ「えええええええええ！？！？！？！？」

エイジ「うるっさい」

リクヲ「え、つまr...」

そらちぃ「エイジパパになんの！？うわ、想像できない」

エイジ「それで式なんだけど、そのままやつもりでそこでみんなに発表しようかなって」

ツリメ「お腹に耳あてていい？」

A「いいけど聞こえないと思うよ」

おへその上から耳を当てるもんだから、「もうちょっと下にいるよ」と教えてあげる。

A「聞こえた？」

ツリメ「聞こえん」

エイジ「まだはえぇよ」

そらちぃ「よし、赤飯だ！！！」

リクヲ「赤飯の頻度高いね」

そらちぃ「それだけ幸せなことが沢山あったんだよ！！さぁお祝いしよ！！」

早速スーパーに買い物に行った3人を見送り、私はえいちゃんの太ももの上に座る。

A「ちょっとお母さんとお父さんに電話するね」

後ろから抱きしめられ、コクっと頷いたのを確認すると電話をかける。

久しぶり、と言っても頻繁にLINEはやり取りしててプロポーズ受けた時もその話をしていたから仲はいい方だと思う。

A「あ、もしもしママ？」

母「うん、なんね」

A「赤ちゃん出来た」

母「...」

A「もしもし？ママ？」

母「ほんと？ママ嬉しい、ちょっとパパに代わるね」

父「何お母さん泣かしてんだ」

A「赤ちゃんできた」

父「うそだぁ」

A「後でママのLINEに送るから見て」

父「え、ほんと？」

エイジ「本当ですよお義父さん」

父「一応確認するけど、ドッキリとか？」

エイジ「じゃないです」

父「え、あ、おめでとう」

A「式でみんなに教えるからまだ誰にも言わないでね」

父「あぁ、うん、」

A「じゃあね、パパ」

A「驚いてたね」

エイジ「お義父さんもお義母さんもリアクションいいよね～」

A「ドッキリ向けだね」

エイジ「幸せすぎて夢見たいまじで」

A「私も幸せすぎて夢見てる気分」

エイジ「これから大きくなるんだよな、男の子かな？女の子？」

A「どっちもいいね」

エイジ「俺5人家族がいいな」

A「みんなで遊びたいね」

理想の話を沢山して私達は3人の帰りを待った。