【男主】幼馴染みが冷たい【轟焦凍】 (ページ7)

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ごわページ7

緑谷が言っていた、最優先に捕まえるべき3人。万能な八百万ちゃんに遠距離から攻撃可青山と常闇。準最優先として、木で出来た簡易的な檻なので、流石に中に入ってる奴のことを考え壊せないだろう轟と武闘派の切島、砂藤、尾白。

武闘派3人への抑制の為に芦戸ちゃんの酸を撒き退路を無くした挙句、個性上すこぶる耳のいい障子を配置させた。

酸を付け足す場合も考慮し芦戸ちゃんには檻周辺地帯をぶらついてもらい、テープがあれば自分用と障子用とで補充させておくように頼んでおいた。

あとは目さえ合わせられれば何とかなるだろう俺とめっちゃ動きのいい緑谷が主として動く。うん、最強じゃないか？これ。

外的要因から目を守る為のゴーグルを装着し歩き回ること数分。見覚えのあるボールが壁にくっ付いているのを見付けてしまった。

見上げると居たのは案の定峰田。

高い塀の上で必死に目線を逸らしているのがここからでもよく分かった。

・・・別に。そんなに警戒しなくてもいいのに。

「ハーレムな幻見たいヤツいる！？なんと先着1名！はいはい、よーーーいどん！！」

「はいはいはーーーい！」

「オイラぁぁぁあ！！！！！」

結果として建物の影から飛び出てきた上鳴を芋ずる式で捕らえる事が出来た。ホクホクと1番始めに近付いてきた上鳴を持っていたテープで捕獲し、奴のテープを奪い飛び付いてきた峰田を捕縛。我ながら見惚れる程の手さばきだ。

「よっ、障子。まずは2人連れてきたぜ～」

俺の顔を見たあと、半ば引き摺られるようにしてやって来た2人の顔を見た障子がああ…と何やら察してくれた。多分それであってるよ。