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前回の続き2* ページ8

そして、ある一室に入った途端、異様な空気に包まれた
その根源らしき部屋の隅には黄色いタンポポ

……じゃなくて善逸が体育座りでブツブツと独り言を呟いている

伊之助「お前らが、鬼退治に行った瞬間、こんなになっちまったんだ。いつにも増して気持ち悪い奴」

炭治郎「あんなに駄々こねてたからな……」

そんなことを口にしている横で、Aは善逸の独り言の内容を聞こうと耳を澄ませる


善逸「………Aちゃん…Aちゃん、まだ帰って来ないの、Aちゃん、俺死んじゃうよ、なんで俺を置いてくんだよ…なんでだよおぉぉ……」

………
やはり、原因はAのようだ
だが、仕事なのだから仕方ない
しかも、この様子だと二人が帰ってきていることに気付いていない
耳の良い善逸が、Aが帰ってきた音に気付かないなんてよっぽど堪えているらしい

Aは、善逸が可哀想に思え声をかけることにした

『……善逸、ただいま?』

すると、善逸が瞬時に反応し顔を上げた

…途端、善逸の目から涙が溢れてきて、ぼろぼろと流れ落ちた
そして、勢い良くAに抱きつき―体当たりの方が合っているかもしれない―わんわん泣き喚き出した

「Aちゃああああああん!!!!寂しかったよおおおぉぉお!!!!」

『おー…よしよし。ごめんねー』

それに、慣れた様子で対応する
炭治郎と伊之助の二人は気まずくなったのか、すでに部屋から出ていた

そんな二人きりの空間で、Aは善逸が泣き止むまであやし続けた



―そして夜

善逸「ねぇ、A」

布団の中にて、隣で眠るAに話し掛けた
勿論(もちろん)、聞こえていないのは分かっている
だが、話し掛けたくなったのだ

返事の無いまま―寝ているのだから当たり前ではあるが―善逸は続ける

善逸「俺ね、怖いんだよ。俺が見てない所にAが行っちゃうのが……。勿論(もちろん)、Aが俺の事を捨てたりなんてしないのは分かってる。でも、俺弱いし…すぐ女の子に騙されちゃうし…泣き虫だし……。そんな俺の事を好きになってくれて嬉しいよ。そんな子、今まで居なかったから………。だからAのこと、一生大切にしていきたいんだ……。俺、これから頑張って強くなるから……見捨てないでよ…?」

そう言ってAの頬を、優しく撫でた






………×………×………×………
日を分けて書いたから滅茶苦茶に……
しかも、無駄に長いですねぇ…
気が向いたら直そうと思います

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設定タグ:鬼滅の刃 , ヤンデレ(普通のも可) , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
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廣岡唯 - おいおい (2022年10月17日 18時) (レス) @page27 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ(プロフ) - takabaryunosukeさん» 了解です!検定等諸事情により、遅くなってしまいますが、精一杯書かせていただきますね(´ ˘ `∗) (2022年1月3日 11時) (レス) id: dc4d965c84 (このIDを非表示/違反報告)
takabaryunosuke(プロフ) - 追伸 キメオタです (2022年1月3日 7時) (レス) id: 4712f4630d (このIDを非表示/違反報告)
takabaryunosuke(プロフ) - こちらこそ遅くなってごめんなさい!リクエストです。 (2022年1月3日 7時) (レス) id: 4712f4630d (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ(プロフ) - キメオタさん» 返信遅くなってしまい、すみませんm(_ _)mあと、たぶん結構先になってしまいますが、リクエストなさりますか……? (2021年11月20日 11時) (レス) id: dc4d965c84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嘘つきピエロ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/33104274/  
作成日時:2020年12月11日 18時

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