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前回の続き* ページ2

そうにも関わらず、善逸は当たり前の(ごと)く、俺の彼女だの、嫁だのと同じく同期である炭治郎や伊之助に言いまく
その度に、Aは二人の誤解を解く
炭治郎は、匂いで嘘かどうか分かるらしいから、ちゃんと理解してくれた

だが、炭治郎は頭を悩ませていた
確かに、Aの言葉のどこにも嘘はみられなかった
そして善逸の言葉にも嘘が見られなかった(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)
これが、何を意味するのかは誰も知らない

炭治郎も、この事は言わず、何かあったら相談にのるよ とだけ言って別れた



それからも、善逸は記憶に無いことを淡々と述べていく
そうやって時が流れていく中、善逸の事で炭治郎に相談することが増えた
炭治郎は、よく話を聞いてくれて、善逸に振り回されてばかりのAからしたら心地好かった

今日も、炭治郎と甘味処
Aは、気持ちを(たかぶ)らせながら待ち合わせ場所へ向かった



付けてくる人影に気付かぬまま……



そのままAは、炭治郎と甘味処にて他愛もない話をして別れた
そして炭治郎との時間の余韻(よいん)に浸かりながら、次の任務について考えていると、不意に誰かに話し掛けられた

???「ねぇ、Aちゃん」

一瞬、肩を震わせ声の方へ振り向く
すると、善逸が冷めた表情で立っていた

善逸「Aちゃん、さっきの炭治郎だよね?最近、仲良さそうだね」

顔は笑みを浮かべているが、目が笑ってない
濁っている

善逸「なんで、炭治郎と一緒に居たの?Aちゃんは俺のでしょ?しかも、あんなに楽しそうにしちゃってさあ!俺の事、愛してるって言ったよね?俺の事だけを見てるからって言ったよね?!」

善逸が声を荒げる
勿論(もちろん)、Aは愛してるなどと言った覚えはない
暫く黙っていると、善逸が静かに歩み寄ってきた
そして優しく抱き締める

善逸「あぁ……Aちゃんは俺に嫉妬させたかったんだよね?そうだよね?うん、寂しい思いさせちゃったんだよね。ごめんね、強く言い過ぎたね…」

善逸は、先程とはうってかわって優しい声色でそう言った
Aは、それに頷くしかないのであった




………×………×………×………
初めてのヤンデレ作品!
妄想型だけのはずが、後半狂気が混ざった……
メンヘラになってないかが不安です
でも、楽しかったです♪

一人で十分【排除型/魘夢】→←記憶には…【妄想型/我妻 善逸】



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設定タグ:鬼滅の刃 , ヤンデレ(普通のも可) , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
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廣岡唯 - おいおい (2022年10月17日 18時) (レス) @page27 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ(プロフ) - takabaryunosukeさん» 了解です!検定等諸事情により、遅くなってしまいますが、精一杯書かせていただきますね(´ ˘ `∗) (2022年1月3日 11時) (レス) id: dc4d965c84 (このIDを非表示/違反報告)
takabaryunosuke(プロフ) - 追伸 キメオタです (2022年1月3日 7時) (レス) id: 4712f4630d (このIDを非表示/違反報告)
takabaryunosuke(プロフ) - こちらこそ遅くなってごめんなさい!リクエストです。 (2022年1月3日 7時) (レス) id: 4712f4630d (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ(プロフ) - キメオタさん» 返信遅くなってしまい、すみませんm(_ _)mあと、たぶん結構先になってしまいますが、リクエストなさりますか……? (2021年11月20日 11時) (レス) id: dc4d965c84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嘘つきピエロ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/33104274/  
作成日時:2020年12月11日 18時

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