ついに迎えた当日 ページ34
リーマスside
今日はついにきたダンスパーティー当日
男子は先に準備を終わらせ会場で女子の到着を待つようにと
前日に話された
ジェ「そういえばシリウス､君ペア誰になったんだい？」
シリ「誰も？ペア強制じゃなかったし」
ジェ「え､可哀想」
シリ「そういうお前もペアいねぇだろ」
ジェ「…はは」
いつも通りの茶番をする2人を横目に
いつもと違う髪や服装に落ち着かず
いつか来る着飾ったAを想像しては顔に熱が集まる
少しすれば会場に紙吹雪が舞い始める
ピー「来たのかな？」
リマ「だろうね､迎えに行かないと…」
ジェ「頑張れよリーマス､俺らは遠くでも見守ってるから〜」
シリ「バカお前､それ逆にプレッシャーかけてんだろうが」
ピー「頑張って…！！」
3人の応援に背中押され､入口付近に行けば
会場前の階段下でペアの居るものは順に整列して女子を待つようにと伝えられる
心拍数が上がり
ちゃんとエスコートできるのか心配になってくる
いや､シリウス達にあれだけ教えてもらったんだ
意地でも成功させないと…
そう考えていれば扉が開かれ
1グループめの着飾った女子達がゆっくりと可憐に階段をおり
ペアと手を組み会場に入っていく
着々と進む順番に息付く暇もなく自分の番がまわってくる
扉が開けられ
赤いドレスに身を包んだAは凄く綺麗で
階段をおりる度にスリットから覗く足が色っぽい
1歩､また1歩と僕に近づく度心拍数が上がり顔に熱が集まる
A『リーマス､お待たせ』
リマ「大丈夫､その…凄く､綺麗だね」
A『よかった､リーマスのために着飾ったんだからそう思って貰えて嬉しい』
リマ「僕の､ため…」
その言葉で更に体温が上がる
そこに追い打ちをかけるのがA
A『そんな可愛い顔しないでよ…w
ほら､今はパーティー…行こう？リーマス』
そう言ってAは手を僕に差し伸べる
だからそれ僕がする事なんだってば…
その手を掴んで僕がリードするように変え
会場に入る
会場に入るとペアでは入場した人達はそのままダンスをする流れになっているようで
Aと向き合い踊り始める
練習では同性だったものをぶっつけ本番異性､なんなら恋人という心が持たない状況であることに今更気づく
すぐそこにAが居て
添えた手からぬくもりが伝わってくる
ふわりと香るAの甘い匂いに思考が溶かされていく感覚がする
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名無し84302号(プロフ) - 28ページのシリウスの「つかおめぇら誰だよ」のセリフが面白すぎますw (8月22日 23時) (
レス) @page28 id: 81c0b10d37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トノン | 作成日時：2022年9月28日 0時
