解釈違いです！！！ (ページ27)

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勤勉な彼とダンスパーティーページ27

Aside

A『ﾝﾜｧｧｧｧｧ！！！！終わんないよリリー！！！』

リリ｢ちゃんと期限聞かないから提出日ギリギリになるんでしょ！！…全く｣

A『そこをどうにか…お慈悲をください…』

リリ｢ダメよ｣

目の前にたまる羊皮紙は提出期限をちゃんと聞いてなかった自分の落ち度だと言い
助ける気が全くないリリーは図書室を出ていく

くっ､かくなる上は…

外れにある木の下で本を読む緑のローブの彼に向かって

A『助けてセブぅぅぅ』

セブ｢おいやめろ突進してくるなｯ！！！！｣

A『ｲｯﾀﾞｧｧｧｧ!?
だからって持ってる本で殴らなくてもいいじゃん！！！』

セブ｢うるさい！！叫ぶな！！｣

A『セブもうるs(セブ｢なんだと？｣ｳｯｽ､なんでもないっす』

もう一度本を構えるセブから少し離れる

ため息をつきながら要件を聞いてくるセブに伝えれば
呆れた顔で
｢自業自得だろ､何故僕が手伝わなきゃいけないんだ｣と目で語られる

A『だってリリーにはフラれたし､リーマス魔法薬学出来ないし…←』

セブ｢勝手に意思を読むな
大体リリーからも同じ事言われただろう､ルーピンは知らんが←｣

A『読んでない読んでない言ってたよ､目が←
だからセブンブンに頼みに来たんじゃん』

セブ｢お前その名でもう一度僕を呼ぼうものなら二度と教えないからな？？？｣

A『ごめんなさい許してスネイプ先生』

セブ｢今更苗字も気味が悪い､っていうかなんだ先生って
僕はお前の教師になった覚えはないぞ｣

無意識に出た現世の癖を嫌そうな顔で流すセブに笑いがこぼれる

嫌でも後数年すれば呼ばれるのに…

そうか…後数年しかないのか…

セブ｢人に教えてもらっておいて何か考え事か？｣

A『ごめんごめん､この薬草を入れたら右回りで混ぜるんでしょ？』

セブ｢違う､入れる前に左回しで混ぜるんだ
そして入れるのはこっちの薬草だ
…はぁ､もう一度だけ説明するぞ｣

嫌そうな顔をしてトゲのある言葉でも
こっちが理解するまでわかりやすいように説明してくれる彼の不器用な優しさは私とリリーしか知らない

ここまで仲良くなれたのも彼の優しさあってなのかも

魔法薬学でつまづいて嘆いてた私にリリーが紹介してくれたのがセブ

なぜ僕がと言いながらも今も教えてくれるのは友達だからだと勝手に思っている

A『っしゃ！終わり！
ありがとう､セブ』

セブ「ふん､これぐらい1人でどうにかできるようになれ」