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「おいおい、これはどういう冗談だァ？」
目の前には瞳孔ガン開きで腕組みをする師範。師範、このままじゃ目玉転げ落ちちゃうんじゃないかな。
「冗談では無い。見た通りだ。」
「あわあわ、水柱様！その言い方だと誤解が…」
ビキビキと師範のこめかみに青筋が立つ。
あああ…師範と水柱様って相性悪いのに、最悪だ…
「師範、その、これには訳がありまして…！」
「お前も家にコイツを連れてくるなんざ何考えてやがんだァ？新手の嫌がらせかァ？」
いや人の話聞けよ。今説明しようとしてんでしょうが。
「嫌がらせでは無い。」
「あァ？ンじゃあ説明してくれるかァ？冨岡くんよォ。」
「見て分からないのか？俺と犬飼は手を繋いでいる。」
「説明になってねェんだよ、ボケがァ。」
凄んでくる師範と冷静沈着水柱様の攻防。いや、攻防というかそもそも会話になってないからただの殴り合いになっているんだけど。
「ああもう面倒臭い！！あなた方は会話というものが出来ないんですか！！」
ピタッと、二人の言い合いが止む。
「先の合同任務で鬼と戦闘中に厄介な血鬼術に罹ってしまいまして。水柱様と手が離れなくなってしまいました。鬼は殲滅したので術が解けるのも時間の問題でしょうが、それまで暫く水柱様と行動を共にしなければなりません。ご理解頂けましたか？」
状況を説明すると、師範の目が更にカッと見開かれる。師範は水柱様のことを指差してワナワナと震えだした。
「ンだァ…？じゃあ、術が解けるまでコイツと一緒に生活しなきゃならねェってことかァ？」
理解が早くて助かる。
「師範のお世話を私が放り出すわけにはいきませんから！ですが今回ばかりは水柱様の都合もありますし、師範がどうしても水柱様が嫌だと言い張るのであれば、私は水柱様について行こうと思っています。」
「犬飼。俺は不死川に嫌われているのか？」
「え゛？！」
嘘？！水柱様ってもしかして超鈍感なの？！嫌われてる自覚無いんだ…というか、こんなに露骨に態度に出されてたら少なくとも好かれてはいないって気付くでしょう！？地雷踏んだかな。
「いえ！嫌っていないと思いますよ！同じ柱なんですし！ね？！師範？！」
って！師範ってば何ボケっとしてんの？！ワタシ状況飲み込めマセーン！みたいな顔してないで反応してよ！黙ってると水柱様も可哀想でしょ？！
「そうか、不死川は俺のことを好いているのか。」
あああ！それ火に油！！
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瑠璃瑚(プロフ) - 釈迦様さん» お恥ずかしい変換ミスです…作中一通り見直して訂正はしたのですが、まだ直っていない箇所が有ればご指摘頂きたいです。 (2020年2月19日 20時) (
レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃瑚(プロフ) - しらとぅさん» なんとお優しい、、ありがとうございます！>< (2020年2月19日 20時) (レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
釈迦様 - 師範が市販…°。:(°ε°)ﾌﾞﾌｯ! (2020年2月17日 0時) (レス) id: bccea59c19 (このIDを非表示/違反報告)
しらとぅ(プロフ) - 瑠璃瑚さん» いえいえ！誰でもミスはありますよ！これからも頑張ってください！ (2020年2月8日 20時) (レス) id: 785ac6cfee (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃瑚(プロフ) - しらとぅさん» ご指摘ありがとうございます！お恥ずかしい変換ミスをしてしまいました、、>< (2020年2月8日 20時) (レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃瑚 | 作成日時：2020年1月11日 14時
