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「まあね、俺もいきなりやり過ぎたと反省はしてんのよ。」
ビリビリと痛む両頬を抑えながら、口に含んだみたらし団子を咀嚼する。
「だからそれ私のみたらし団子だってば！」
「やっぱり物事順序が大事だよな。」
「無視すんな。」
今回のことを踏まえると、この二人がただの師弟関係の枠に収まるかというと肯定は出来ない。いやむしろ今回のことではっきりとした。こいつらはお互いのことをほんの少しとはいえ男女として意識してやがる。気付いてないだけ。もしくは気付かないようにしているのか、気付いていないフリをしているのか。
「何見てやがんだブチ殺すぞォ。」
「お前らのことを査定してやってんだよ。」
「勝手に価値を定めようとすんじゃねェ。」
ふむ。まあ、どっちに転ぼうがこりゃ時間の問題だな。
「とりあえずお前ら、一緒に暮らせば？」
「「ブッ！！？」」
向かいに座る二人が吹き出した茶が顔面にかかり、ボタボタと顔から茶が滴る。
「今度は何を言い出すのよこの筋肉ダルマ！」
「血祭りでも起こすかァ？祭りの神さんよォ？」
むしろ、何でくっついてねぇのかが不思議だ。
「お前ら、やっぱ似てるって言われるだろ。てか似てるわ。」
閑話休題。
「とにかくよ、不死川の夜遅くにAを返したくないっていうのと、布団が一枚しかないから泊まれないっていう二つの問題を解決する方法は一つ。Aの布団を買う、だ！」
おいコラ、二人して派手に引いてやがるんじゃねえ。
「どうせ不死川の屋敷は空室があるだろ？そこにAを住まわしちまえばいい。そうすれば不死川の悩みは解消されるし、Aも一々家に帰る手間が省けて楽になるだろーが。」
二人とも、俺の意見に反論の余地がないのか黙ったままだ。
「それに、同じ布団で寝ておいて何も起こらなかったんだ。一つ屋根の下とはいえ部屋も違えば懸念することもねえよ。どっちかが欲 情しねえかぎり…ぶっ！？！」
不死川が俺の顔面を鷲掴む。ギリギリと力が込められて痛い。
「お前は一言余計なんだよォ。」
パッと不死川の手が離れる。これ顔面大丈夫だよなあ？顔ある？崩れてねえ？
「昨日のことはこれでチャラだ。次また余計なことしやがったら次はブチ殺すからなァ。」
それ冗談に聞こえねえんだよな。
「じゃ、俺らは帰るわァ。」と言ってヒラヒラと手を振って不死川は去り、その後をAが追う。
あれ、あいつら勘定は？
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瑠璃瑚(プロフ) - 釈迦様さん» お恥ずかしい変換ミスです…作中一通り見直して訂正はしたのですが、まだ直っていない箇所が有ればご指摘頂きたいです。 (2020年2月19日 20時) (
レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃瑚(プロフ) - しらとぅさん» なんとお優しい、、ありがとうございます！>< (2020年2月19日 20時) (レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
釈迦様 - 師範が市販…°。:(°ε°)ﾌﾞﾌｯ! (2020年2月17日 0時) (レス) id: bccea59c19 (このIDを非表示/違反報告)
しらとぅ(プロフ) - 瑠璃瑚さん» いえいえ！誰でもミスはありますよ！これからも頑張ってください！ (2020年2月8日 20時) (レス) id: 785ac6cfee (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃瑚(プロフ) - しらとぅさん» ご指摘ありがとうございます！お恥ずかしい変換ミスをしてしまいました、、>< (2020年2月8日 20時) (レス) id: f99ae6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃瑚 | 作成日時：2020年1月11日 14時
