青く輝く月を君に…【名前変換オリジナル】

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ライト「リリカ…可愛いね」




「…や」





お兄様はとうとう私の全てを奪おうとしてきた。




「…やめて…」




ライト「どうして？皐月アオイとはしたんじゃない？」









アオイ…
貴方と私はまるで天の川を挟んだ
織姫と彦星のようだわ。



どんなに会いたくても…触れたくても

叶わないのね…







「…いえ」





全てを無くして、ここにいる理由なんてないわ

逃げてやる…逃げてやる…！






ライト「かわいー…今日の夜も会いに来るから、いい子で待っているんだよ？」





「お、お兄様！」




ライト「…なんだい？」



「私、お風呂に入りたいわ！お兄様の傍にいるなら綺麗な体じゃないと嫌なの！」





ライト「…可愛いやつだなー仕方ない！僕は今からバイオリンのレッスンだから行ってくるといい」









…かかった！！





私はこの隙を見て抜け出すことにした。



アオイと初めてあった場所…仮面舞踏会まで
そこまで行けたらきっとアオイはいる！




もう一度…会いたいの



どうしても、この気持ちを伝えられないまま
ずっとここにいるなんて…1番嫌だもの








「ありがとう！すぐ戻るわ！」






逃げてやる…


こんな監獄…絶対に脱出する…!!!!

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