青く輝く月を君に…【名前変換オリジナル】

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そして…私がメディアに出る日になった。
今日は時期国王と女王の発表で、おそらくこの国の人はみんな見るであろう



アオイにも…知られる。




でもそれは仕方の無い事だったのよ
女王じゃなくても…月城家は決められた人間と結婚することになる。



どっちにしろ、これが潮時だったのかもしれない





…今はそう思うしか無かった。










使用人「リリカ様…！」







「…あ、もうすぐ出番なの？」



使用人「リリカ様すごく素敵ですよ〜！！月城家伝統のドレス！」






いつもドレスは着ているけれど、今着ているドレスは違う。


いつも着ているのは私用の薄い黄色のドレス


この月城家伝統のドレスは澄み透る青空のように
真っ青な鮮やかなドレスだった。






「…少し、きついわ」




使用人「サイズは変えられませんから、今後はダイエットですかね」









サイズの問題じゃない、このドレスが重いの

責任感、謎の緊張感

重すぎるこのドレスを着て、今から私は女王様になる









「…はぁ」






――ガチャ







ライト「リリカ、準備はどうだい？」






お兄様が来た、そろそろなんだ…

お兄様は心なしかいつもより元気みたい、それはそうよね…私以外はみんな王になりたかったんだから…







「…大丈夫です。」





ライト「その前に、話をいいかな？」




「なんですか？」





ライト「昨日は大丈夫だったかい？皐月家」



「…えぇ」





私は知ることになる。
この恋がどれだけいけない事なのか





そして…














ライト「…リリカ、約束は破っちゃダメじゃないか」





「…え？」









これが…悪夢の始まりだった事。

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