青く輝く月を君に…【名前変換オリジナル】

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―――好きよ、アオイ




「…え」








えええええええぇぇぇえ！？！？！？

私は何を言ってしまったの…！？！？///






「あ、違うの！あ！ち、違くはない…けど、その…///」







アオイ「ん？」









アオイ…こんな時もあなたは余裕そうなのね
外の人間はみんなそうなのかしら







「…私、本当は女王様になんてなりたくない」



アオイ「リリカは候補の1人なんだっけ？」




「えぇ、でもやりたくはないわよ？私は早く外の世界を知りたい…私の知らない世界を知りたいもの」







そうしたらもっと…アオイに近づけるのかしら







アオイ「リリカも僕も…いつか普通の幸せを手に入れられるのかな」




「できるわ、きっと…」








私は女王様にはならないから、25歳でこの家は出られる。
もしその先で、まだ私を覚えてくれるなら






その時そばにいて欲しい。








「アオイはお付き合いしている方はいるのかしら？」






アオイ「…いないよ、いたらここに来ないから」





あ、確かにそうね…





外の世界では普通なのかと思ったけれどそうでも無いのね

分からないわ、このモヤモヤ…









「…さっき言ったことは忘れて？」






アオイ「…さっき言ったこと？」








…も、もしかして聞いていない！？！？








アオイ「小望月のこと？」





アオイのことだからとぼけているわけじゃないだろう
本当に月を見ていて聞こえなかったの…？



確かに私の声は小さかったけれど…


でもあんまりよ！こんなの…









散々…私を好きにさせたくせに




キスしたり




こんなことして…









本当にモヤモヤするわ…！









「…バカね」









アオイ「え？」









「1回しか言わないから！」









「私はアオイが………」









―――コンコン








ライト「リリカ〜？？」









お、お兄様！？！？！？！？！？！？

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