鬼が十六匹 ページ17
あれから再び2人で旅に出、途中で出会った小鬼と呼ばれる子供、坂田銀時と出会った
そして彼は名前を吉田松陽と名前を変え、その子とともに念願の松下村塾を開いた
「A〜暇だ〜」
洗濯している私の近くでそういっているこの少年が坂田銀時だ
「早く授業に戻らないと松陽来るよ〜。」
そんな事を言っていると後ろから銀時を探して居るであろう松陽の声が聞こえた
「ほらー。松陽来たよ?もう観念して…ってちょ…銀時?!」
銀時は私の手を掴み、走りだしたのだ
そしていつものサボっているときに使う神社の木で話す
「あ〜あ〜…これで私も松陽の説教の対象だ〜……」
シクシクと泣くフリをしてもスルーして昼寝をしようとする銀時
全く誰に似たのよ
そしてしばらく足をぷらぷらさせ、景色をみていると紫色の髪の毛のいかにも身分の高そうな男の子が来た
誰だろう…
そんなことを考えていると再び1人の男の子が来た
すると後からきた男の子が先にいた男の子に話しかける
「やはりここにいたか
また塾で大暴れしたらしいな
これで何度目だ」
「国の未来を担う俊英が集う名門講武館も貴様という器をおさめるには足らんと
高杉」
「俊英が集う名門?
笑わせるな 桂」
どうやら先に来た紫の髪の子が高杉、
後から来た黒髪の男の子が桂というらしい
「あそこにいんのは親の金だのコネだのを引き出す才覚しかねェ坊どもだ
大暴れした?
俺はマジメに稽古しろっつーから本気出しただけだよ」
おぉ…なんか…似てるな...
誰とは言わないけど私の隣で寝てるバカに
誰とは言わないけど
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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2019年2月22日 21時