island of love 【JK】 (ページ7)

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「ごめんね、ナンパなんて久しぶりで…焦っちゃった」

笑いながら言う私にグクは怖い顔で言う。

『A！ダメじゃん！ちゃんと触るなって言わないと！』
「うん…」

『そんなセクシーな服着て、男の人に注目されるに決まってるでしょ。』
「…？…怒ってるの？」

『怒って…ないけど…もうひとりにしておけないなって思ってるよ』

唇を尖らせたまま、グクは座る。

『とりあえず、ご飯食べよ。ビールも買ってきたよ』

不機嫌そうな顔しながらも、ビールやお皿を私にも渡してくれる。
その様子がかわいくて、思わず微笑む。

『なに笑ってんの？人が心配してるのに！』

「うん、ごめんなさい。嬉しかったから。カーディガン、持ってるから着るね。」
『今は…まぁ…着なくてもいいよ…僕が一緒だし…』
「そうなの？」
『1人の時は危ないから着てね！はい、乾杯！』
「ふふ…乾杯w」

なんだかよくわからないお説教をされながら、ご飯を食べた。

食べ出すとグクの機嫌も良くなって、話も弾む。

グクが私に警戒心がないからだと思うけど、本当に一緒にいて楽しい。

この旅が終わったら会えなくなるのは寂しい…