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15・♡ ページ15

ふたりが絡む濡れた音と、少しずつ乱れる呼吸の音だけが部屋に響く。


最初は遠慮がちだったグクの舌は、私の口内で別の生き物のようによく動く。

グクのキスが気持ちよくて、思わず声を漏らすと、グクの舌が離れていく。


『そんな声出すの…ズルい…』


私のお尻にグクの硬くなったものが当たってる…


「だって…グクのキス…気持ちいい…グクも気持ちよかった?」

私は腰を浮かせて、硬くなったグクのそれをスエットパンツの上から指でなぞった。


『あっ…触っちゃダメだよ…』
「どうして?」
『だって…今日はガマンって…』
「ガマンするって言ったのはグクだけだよ?私はガマンするって言ってない…」

そう言いながら、擦る指の力を強める。

「こんなになってるのに、ガマンできるの?」

『っ…Aっ…ダメだよぉ…』

切なそうに顔を歪めるグクを私はもっといじめたくなる…

グクにキスしながら、スエットの中に手を入れ、下着の上から触る。

さっきより強い刺激に、グクのそれはもうはちきれそうに膨らんでいる。

『んっ…っ…』

私は手の動きを続けたまま、グクのTシャツを捲り上げ、胸元に舌を這わす。

胸の先端も丁寧に舐めた。

声を我慢してるけど、グクからは息が漏れる。


『A…ダメ…』

ダメと言いつつ、全く抵抗する気のないグクが愛おしい。

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作者名:ゆん | 作成日時:2022年12月4日 0時

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