island of love 【JK】 (ページ13)

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荷物のパッキングを中断したまま、私はグクの部屋に来た。
中グレードの私の部屋とは比べ物にならないグクの部屋…

「広ーい…」
『一番広い部屋は、もうすぐどこかの王様が泊まりに来るからってとれなくて、この部屋になったんだけど…ここでもひとりには広過ぎたよ。』

そう言ってグクは後ろから私を抱きしめる。

『もっと早くAにこの部屋に来て貰えば良かった…』
「うん…」

私はグクの腕の中でくるっと身体を回して、グクに抱きついた。

「ずっとこうしたかった…」
『A〜』
甘えた声のグクがかわいい。

「グク？」
『ん？』

「ポッポ、して？」

『え⁉︎』

びっくりした顔で私を見るグク。

『ポッポってなんだか知ってるの？？』
「知ってるよ。してくれないの？」
『Aがして欲しいなら…』

グクはちゅっとおでこにキスをした。

「もっと…」
グクを見上げると今度はほっぺに。

「それだけ？」
『もう〜…Aは可愛すぎてズルい…』

グクはそういうと、やっと唇にキスをくれた。