俺の 。4 ページ5
「は...」
「すっとぼけやがって 。可愛いなァ」
「いえ...意味が分かりません 。そもそも恋仲でもないのにどうして.........ぁっ 、」
思わず耳を塞ぎたくなる様な濁ったいやらしい音 。それに伴って甘美な痺れが腰に響く 。白銀の頭ははだけた胸元に埋められており 、谷間に鼻先を擦り付け 、啄む様に唇を落としてゆく 。
「そんなん 、今から恋仲になりゃ良いだけだァ」
不死川さんの肩から着流しが落ち 、日々の鍛錬で鍛え上げられた上半身が曝される 。
美しく割れた胸筋に腹筋 。
年頃の娘ならこんな男前に口説かれ組み敷かれれば抱かれたいと思うのが当然かもしれないが私の心は揺らがない 。男前とかそれ以前に 、そもそもこの人は苦手なのだ 。
「嫌です...初めては好いたひとに捧げたいので」
「...好きな男がいんのかァ?」
「いませんけど... 、ンっ 、ぁ」
逃げ出そうとすれば逞しい腕に阻まれ 、再び組み敷いては宥める様に唇を落としてくる 。男性と手を繋いだ事すらない私の心臓がバクバクと早鐘を打つ 。
「俺にしとけェ 。お前の全部貰ってやる」
目の前の肉食獣は何もかもを溶かす甘ったるい声で囁くと下腹を撫で 、下に手を滑らせた 。
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なお - え・・すご・・・・かっこよ (2022年8月28日 8時) (レス) @page50 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
まっひー - えっ・・・実弥さん・・・かっこ・・・よ・・・す・・・ぎ・・・る・・・(パタッ) (2021年12月1日 17時) (レス) @page4 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - あにゃもさん» コメントありがとうございます、最後まで読んで下さって嬉しいです…!(;;)今のところ次回作は未定ですがまた実弥さんのお話を書く機会がありましたらその時は是非よろしくお願い致します! (2021年6月18日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃも(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!読んでいてたくさんキュンキュンして、2人が幸せになれて本当によかったです!実弥の男らしさがよかったです!また次回の作品も楽しみにしています! (2021年6月17日 18時) (レス) id: ada6e08598 (このIDを非表示/違反報告)
マツリ(プロフ) - 勝天Runaさん» コメントありがとうございます!かっこいいと言って頂けて幸せです...!完結まで本当にあと少しなので頑張ります...! (2021年4月19日 6時) (レス) id: 153e8c8a98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マツリ | 作成日時:2019年11月30日 14時