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第73話っすよ~ by セト ページ33

『・・・・・』

「どういうことなの……?」

『・・・ははっ、あのね…これは演技だよ!!』

「……演技?」

『うんっ!今度、モモの撮影に誘われてて…練習してたの(笑)』


嘘だけど。

するとカノは少し不思議そうな顔をしたが


「なんだ、そっかww 」


案外、すぐに納得してくれたようだ。


『^^あ、じゃあ、カヅキに呼ばれてるからまたね〜♪』

「うんww あ、後でAちゃんの部屋に行っていい?」

『?うん、いいよっ♪じゃあね〜』


私が手を振るとカノも笑顔で振り替えしてくれた。

いつもならそこで胸が高鳴るけれど、

今はカノに嘘をついた罪悪感と

気付いてもらえないことへの悲しさで

胸がいっぱいだ。


『………カヅキっ、』


カヅキの部屋のドアを叩いた。

セトは頼れない。

分かってくれるのはカヅキだけだ。

唯一の理解者だと言ってもいい。


「・・・誰だよ……寝てたのn…って、なんだ、Aかよ。」

『・・・・・・。』

「なんか用か……………A…?」


どうやらカヅキは私の様子がおかしいと気付いたようだ。

とりあえず入れと、部屋のなかに入れてくれた


「・・・・・アイツか。」

『………っ、うぅ…』

「・・・・泣くなよ・・」


流石のカヅキも困ってるようだ。

迷惑かけたくないけど、この涙は当分収まりそうにない。


「・・・ハァ・・こっちこい。」

『ん………』


ギュウとカヅキに抱きついた。

幼い頃は私が泣いたときは、よくこうやって

泣き止むまで慰めてくれたのを思い出す。


『・・・・・・ごめ…ねっ…グスッ…』

「ばーか。そんな事思ってんなら早く泣き止め。」

『うん………ありがとう。』


その後、泣き止むまでカヅキはずっと抱き締めていてくれた。

第74話だよ…っ!! by マリー→←第72話…だ。 by キド


カノくん愛してr‥‥げふんげふん。

「愛してる。だから僕と一緒に…死んで?」


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ぷっちょ(プロフ) - A弥(。>u<。)りぇちゃぴさん» ありがとうございました(笑)新作にも来ていただいて……ホントに嬉しい限りです。また、新作の方でお話しましょうね^^ (2013年3月30日 12時) (レス) id: 84d1913b33 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 刹←急堕ちの神 命←刹の妹←普段此処ではこの人さん» 本当にありがとうございましたっ!ここまで読んでくれてホントに嬉しかったです(笑) (2013年3月30日 12時) (レス) id: 84d1913b33 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 白院紫蘭さん» はい、次回作も宜しくお願い致します(笑) (2013年3月30日 12時) (レス) id: 84d1913b33 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 神奈さん» はい、ありがとうございましたっ!! (2013年3月30日 12時) (レス) id: 84d1913b33 (このIDを非表示/違反報告)
刹←急堕ちの神 命←刹の妹←普段此処ではこの人(プロフ) - お疲れ様でしたー…ぁぁ終わってしまった…(T ^ T) (2013年3月30日 1時) (レス) id: 20c15097bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷっちょ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2013年3月16日 18時

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