↑４７話↓ ページ7
→Aside←
突然恭弥の箸が止まり、ボソボソと何かを呟く。普段の顔より険しくなっていて何やら考え事をしているようで…でも、あたしが大きな声で名前を呼ぶと漸く気付いたみたいだった。
もしかしたらまたあたしが何かをしたのかと思い、恭弥に聞いたが何故か水を一気に飲み干しただけでまたご飯を食べ始めたのであった。
…本当にどうしたんだ…？
その後は特に会話もないまま食事を終えた。
―――――台所
あたしは先に食事が終わり、何も言わずに部屋を出て行く恭弥の食器と食べ終わった自分の食器を先程食事を運んだ時に使ったトレイに乗せて台所に向かった。
食器を洗っていると誰かがこの台所に入ってくるのに気付き入口の方に目を向けると綺麗で優しそうなお婆さんが紙袋を持ってそこに立っていた。
…この人が恭弥の言っていたお手伝いさんだろうか…？
A「…あ、勝手に台所使ってしまってすみません。」
？？「いいえ、いいんですよ〜…あら、恭弥坊ちゃん、全部食べたのねぇ…ふふふっ。」
A「えっと…」
？？「あぁ、私はねぇ、恭弥坊ちゃんのお手伝いをさせていただいている『紫(ゆかり)』と言います、貴女の話は聞いていますよ、恭弥坊ちゃんにご飯を作ってくれてありがとうねぇ〜。」
なんだかとってもほわほわしてて温かい感じの人だなぁ…。
それにしてもこの人が恭弥のお手伝いさんなんだ…なんか思っていた人と違うなぁ…でも優しくて良い人そう。
A「あ、えっと、あたしは天音Aって言います！まだこっちに来たばっかりで家がなくて…！少しの間お世話になります！よろしくお願いします！」
紫「あらあら、それは大変だったわねぇ…どうぞゆっくりして下さいねぇ。」
A「はい！ありがとうございます！」
あたしはそう言って頭を下げる。
紫「いいのよ〜、だから頭をお上げなさい、大丈夫だからねぇ。」
そう言って頭を上げると紫さんはニコニコ笑ってあたしが洗い終わったお皿を拭いていた。
A「あ！あたしがします！紫さんはゆっくりしていてください！」
紫「そう？それじゃあ、私はお茶を入れてあげようねぇ、だから少し私と話してくれるかい？」
A「もちろんです！」
あたしがそうにっこり笑ってそう言うと紫さんもにっこり微笑んでお茶の用意を始めた。
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます！一番好きだなんてとても嬉しいです！とても励みになります！これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします！(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (
レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!！この小説一番好きです!！これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です！そう言っていただけると励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！o(*ﾟ▽ﾟ*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです！！これからも頑張って下さい！ (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます！楽しんでもらえて私も嬉しいです！応援、励みになります！これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね！(^o^)／ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2015年9月12日 12時
