↑66話↓ ページ28
→Aside←
リボ「そのまさかだぞ。」
A「勝手に人の心読むなし…。」
知っていたことだったがリボーンはよくあたしの心を読んでくる。
興味のない人間には関わりを持とうとしないリボーンだが、あたしにはやけに絡んでくる、気がする。
…まぁ、自意識過剰と言ったらそこまでなんだけど…;
今日のことだってそうだ、他にもやることはたくさんあるだろうにあたしが料理を作る姿を観察なんて…リボーンにとって何のメリットもないはずだ。
A「ほんと、何であたしなんかに関わるかなぁ…;」
リボ「…よく俺のこと知っているみたいじゃねーか、それなのに肝心なことには気づかねーんだな。まぁ、それもお前の魅力だろうがな。」
A「魅力も何も、あたしにはそんなの無関係だ。リボーンが思っているほど良い人間じゃないぞ、あたしは。」
リボ「…鈍い奴め、まぁ、手強い程燃えるけどな。」
そんなことを言っていつものようにニッと笑う。
A「…とにかく、分かってはいるだろうが沢田がこちら側ではない可能性が少しでもあるようならあたしはお前とも敵対するつもりだからな、リボーン。それだけは覚えとけよ。」
リボ「その時は俺もどうにか考えるつもりだ。だからこれからもA、お前のことは俺が守るから覚悟しとけ。」
…ほんと、どこまでが本心なんだか…掴めない奴め…。
まぁ、そこがリボーンらしいっちゃらしいんだろうけどな…。
A「じゃ、あたしは急いでいるから先に行くぞ。」
リボ「あぁ、今度は俺にも何か作ってくれ。久しぶりにAの手料理が食べたくなった。」
A「…しょうがないなー…時間に余裕があって材料が余った時は、考えなくもない。」
リボ「そう言いながらも必ず作ってくれるよな…可愛い奴め。」
A「冷やかしはいらないでーす。じゃあまたなー!」
あたしはそう言って振り返らずにひらひらと手を振って急いで学校に向かった。
―――――学校
さて、学校に着いたけど…
A「恭弥ってどこにいるんだ!?何年何組!?聞いてないから分かんねーし…!」
…これじゃあ渡せないじゃんか…。
しょうがない…とりあえず教室行くかぁ…昼休みにでもさがそ…。
??「えっと…A、お、おはよ!」
そんなことを校門前で考えていると控えめながらあたしに挨拶をしてくる声が聞こえた。
振り返ってみると、そこにいたのは…
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黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます!一番好きだなんてとても嬉しいです!とても励みになります!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!!この小説一番好きです!!これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます!喜んでいただけて光栄です!そう言っていただけると励みになります!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!o(*゚▽゚*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです!!これからも頑張って下さい! (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます!楽しんでもらえて私も嬉しいです!応援、励みになります!これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね!(^o^)/ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒ウサギ@リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時:2015年9月12日 12時