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いじめ part2 ページ4

現在午後9時

小春side


今は午後9時にとある公園に来ています


夜の公園は何だか不気味です


今日も3人の女子グループから酷い目に合わされました


痛くて苦しくてどうしよもなくて


同じ人間なのにどうしてこんな………


私は心の中でそう思いました


そして、私は公園のベンチに座りました


座ったと同時に涙が出てきました


今日は特に酷かったから……


私は俯いて涙をぬぐっていました


すると、上から声がしました


?「そんなに辛いのに今まで我慢してたんだな」


とても優しくて暖かい声が


私が顔をあげると


?「俺の名前は相良 秀だ。お前の悩みを聞きに来た」


小「私、は小春、相沢 小春です」


秀「ん。小春宜しくな」


小「はい!」


私より少し年下ぐらいの男の子が立っていました


そして、彼の足元には黒い犬がいました


そんな私の視線に気付いたのか


秀「犬、好き?」


と聞いてくれました


小「はい!動物は皆さん好きです」


秀「良かったら触る?」


小「良いんですか!」


秀「良いよ。ほらクロ」


そう相良君が言うとクロ?さんが寄ってきました


頭を撫でるととてもフワフワで気持ちいです




ここから、悩み事を聞くため会話文が続きます




秀「早速だけど悩みを聞かせてくれる?
もちろん、ゆっくりで構わない」


小「はい……私、あまり人と話すのが得意ではなくて……モゴモゴ話してしまうときが多くてですね……それが気に入らなかったのか机に落書きされたり水をかけられたりして………」


秀「でも、小春は俺とちゃんと話せてるよ?」


小「相良君は不思議と普通に話せます」


秀「良いことなのか、悪いことなのやら……」


すると、辺りの空気が急に変わり


相良君の目が細められました


自然と私は肩が跳ねました


秀「あー、怖がらせた?大丈夫だよ。怒ってないから…………さっき、『机に落書きされたり水をかけられたりした』って言ってたけどそれ以外もあるだろ?」


小「え……」


秀「あるだろ?」


小「……はい、あります。女子グループ3人の彼氏さんたちに殴られたり蹴られたり切られたりしました……」


秀「だろうな。上手く隠せてると思ってんだろうけどその腕の痣とかはそういうことされないと出来ないんだよ」


私は泣きそうになってしまいました


それを見て相良君が


秀「助けてって言いなよ」


そう言いました


私は


小「助けて」


と言いました


すると彼はニコッと微笑んだ

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- しかし、俺は皆さんの悩みを一緒に考えはしますが、実際にどうするかは皆さん次第です。そこはご理解下さい。長々と失礼しました (2020年7月31日 14時) (レス) id: 1de89fb705 (このIDを非表示/違反報告)
- 此処には感想は勿論の事、周りの人には相談しずらい事や、現在進行形で悩んでます!と言う方も書いて貰っても構いません!作者もとい俺が真剣に皆さんの悩みを一緒に考えます! (2020年7月31日 14時) (レス) id: 1de89fb705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゼクティ(友) | 作成日時:2020年3月26日 9時

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