マネージャーの鑑【北信介】 (ページ4)

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信介くんの悩み事 1 ページ4

※捏造が多々織り込まれております。ご注意ください。
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信介視点

今日は稲荷崎バレー部の同級生達と集まって居酒屋へ飲みに来ている。

せっかくなのだから楽しんできなさいと、送迎を買って出てくれた貴方の言葉に甘えて、普段は飲まない酒を口につける。

尾白「斉藤はこんかったんか。」

信介「男同士でしか語れん事もあるやろって。次は喜んで参加するいいよったで。」

大耳「ほうか、それなら良かったわ。」

頼んでいた冷奴が届いた。箸を通して口に運ぶ。

しっかりと咀嚼して飲み込んで、話をするためにゆっくりと口を開いた。

今日は皆に聞きたいことがあるのだ。

信介「いきなりなんやけど、お前らにしか相談出来ひん事があって、聞いてくれるか？」

箸を置くと、3人の背筋が何故かピンと伸びる。そこまで気を張り詰めて聞いてもらわなくても良いのだが。

赤木「なんや改まって…結婚の事なら練しか分からへんからな。」

未婚に分からん話はやめてくれ！とアランが嘆いている。

信介「まあ待てや。確かに貴方が絡む話やけど、結婚のことやないねん。」

大耳「珍しいな、なんかあったんか？」

興味津々の眼差しを向けてくる。

信介「みんな、

夜の方の誘いはどない風にしてんの？」

俺のその言葉に全員が物凄い勢いで後ろへ倒れこんだ。

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尾白「はああああ…なるほどな。」

赤木「確かに、男でも自分から誘ってばっかやったら不安になるもんなあ。」

信介「…やっぱりそうか。」

大耳「信介なら意外とうまく誘ってそうなイメージやったけど。」

それがそうでもないのだ。

仕事で疲れているだろうし、俺はいつでも受け入れるから貴方のペースで来てくれたらいい、なんて思いながら夫婦生活を過ごしていたある日の事。

事後貴方を腕に抱いて話をしていた時だった。

『信介くん？』

信介「ん、どした？」

下を向いて俺の胸板に手を置く貴方の顔はなんだか切なげで。

もしやなにか不安な箇所でもあったのではないかと胸がドキリとした。

少しがっつきすぎたか？何せ久しぶりだったので、行為中の事はほとんど覚えていないほど、今日は求めてしまった。

信介「……痛かったか？」

貴方の腰をゆっくりとさすれば、顔を横に振る。

意を決した様子で俺を見つめてきたかと思えば

『うちって魅力ない……？』

予想外の言葉が返ってきた。