検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,249 hit

5 ページ7

何時までも続く悪夢のような日々、私はどうにかして××××の泣き顔を消したかった
消したい_ううん、泣かせたくなかったんだ
だから、彼奴ら親戚が家を外してる間に家の中を散策した
その時に見つけた鞭、ストックがあるしと思って1つ奪った
_1つぐらい減っても気付かれないぐらいの数あったし
この時の私にはただ、××××を守ることしか考えていなかった、だってそれが“正しい”と思っていたから
××××に秘密にして1人で鞭を扱う練習をする
それをしつつ、家事をこなした、今思えば器用に立ち回れたなと思った

鞭はすぐ使うと思っていた、なのに全然そんな機会が来ない
鞭を振るい続けて思い出したのが“これって、自分が正しいと思ってるだけの偽善ではないのか”とういうこと
1回思えばそれがまるで逃げられない闇のようにまとわりついてくる
いつしか_私はまた、感情が乏しくなっていた

それを気にかけてくれたのは他でもない××××だった
……もう、どんな服を着ていたか覚えてないあの子はいつも心配そうに、微笑んでくれた

多分、今だからこそ言える

私は××××に依存していた

子供ながら大切なものを守るという、意識を持てたのも、多分

××××がそばに居て、笑ってくれていたからだと思う

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:Childrenwar , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月夜 | 作成日時:2020年2月15日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。