・ ページ20
「__という感じで進めるんだけど…彩矢ちゃん、キツかったら足崩すんだよ?」
一応手順を教え、その間ずっと正座と顔を青くする彩矢ちゃんに優しく言う
白葉様も「確かに正座出来たら良いんだけど、無理して足痺れたら立つ時怪我してしまうから」と心配そうにしてた
その後はパーティーというとみるみると顔を青くさせる
「…やっぱり洋風のパーティーは経験してないんだね、和食を見て喜んでたから何となく察してたけど…」
「ごめんね…」
いいよいいよ、と微笑んで答えてから料理長にお願いでフィンガーボールを用意してもらう
来たボールを見せて「これは特に注意するのよ」という
「これね、フィンガーボールって言って、デザート食べた後に手を洗う為のお水なの」
「…成程…知らなかったら大変なことになるね…」
「そうよ、大変になるわよ」と肯定する白葉様の横で大変で済めばいいなぁと苦笑いをする
ジョシュア様にバレたりしたら次の日から特訓だ、間違いなく、しかも鞭打ちというお仕置き付き
「他はね、テーブルマナーと…ダンスはいいか」
「え、いいの?」
指折りで数えている途中ダンスを数から退けると彩矢ちゃんは驚いていた
まぁ、教えようと思えば教えれるけどテーブルマナーだけで手一杯になるのは見えていた
「本番は主催者側の私が横でずーっと話すとかしてると思うし…大丈夫、任せて!」
「ふふっ、ならあたしもそこに加わろうかしら」
クスクスと微笑む白葉様にお願いをする
私も_一応…ジョシュア様とお相手して欲しい…
顔を赤くさせて俯くと何を察したのか、白葉様と彩矢ちゃんは「あら」とクスクス笑っていた
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月夜 | 作成日時:2020年2月8日 20時