【鬼滅の刃】風紀委員と天然少女。

素 ページ2

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「おはようA！今日は早いんだな！」



『おはよう炭治郎。』





早起きは三文の徳。



早く起きてしまったことを悔やんだが、炭治郎に会えたので良しとしよう。



今日は風紀委員による服装チェックがある。



そして今風紀委員として仕事をしている彼が、女たらしで有名な我妻善逸くん。



彼とはそこまで仲良くはなく、同じクラスなので何度か話したことがあるくらいだ。





「禰豆子ちゃぁぁあん！！」



「あの先輩も綺麗だなぁ…！」





彼の明るい声は数メートル離れた私の所まで聞こえていた。



でも、彼にはひとつ謎がある。



それは、彼は私に何も言わない、ということ。





「………おはよ、」





気づけば、彼の目の前を通り過ぎようとしていた。





「ｯA…！」



『………んえ？』



「……おはようの一言も言えないわけ？」



『…あ、ごめんね？我妻くんのこと考えてた。』



「……は？」



『おはよ、』





それだけ言ってその場を去った。



怒らせちゃったかな。





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胡蝶しのぶ

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