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カランコロン…とベルを鳴らしながら喫茶店ポアロのドアを開けると、店内にいたお客さん達がにわかに色めき立った。
……？何。
「あ、こちらに座ってください。」
お客さん達の反応も気にせず、安室さんが指定したのはカウンター席。
いやいいけどねカウンター席でも。1人だし。
でも俺的にはボックスの方がいいなぁなんて……。
はいすみません座ります。
安室さんの圧が増したので俺はおとなしくカウンター席に座る。
微かに顔を上気させた梓さんからのお冷やを受け取り、手元にあったメニューにサッと目を通す。
ん〜どうしよっかなぁ……。軽いのもいいけどガッツリな気分なんだよなぁ。
「おすすめはサンドイッチですよ。僕のオリジナルなんです。いかがですか？」
いつのまにか目の前にいた安室さんに苦笑いしながら首を横に振る。
『いえ、今はガッツリな気分なんで。ナポリタンお願いします。』
「……分かりました。」
ちょっと残念そうな顔をしながらも、安室さんは快く了承してくれた。
「……ねぇ。」
料理が出てくるのを待っていると、ちょんちょんと袖が引かれた。
なんの気も無しに目線を下に下げて、飲んでた水吹き出すかと思った。
……マジかよ。
「お兄さん、綺麗な目してるね。」
探るような目、大きな眼鏡、赤い蝶ネクタイ。
見覚えがあり過ぎるほどあるその姿に、流石に動揺を隠せない。
が、サバゲー好きの名にかけてその動揺を押し殺す。
『…あぁ、ありがとう。坊や。』
あくまで自然に、にっこりと微笑んでみせる。彼もにっこりと微笑んで、俺の隣の席に座った。
「ねぇ僕暇なんだ、お話ししようよ！」
腹の探り合いでもする気か？名探偵。
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あごしわ - 常に周囲を警戒(サバゲー狂特有) 一ミリも隙がない(サバゲー狂特有) 強烈な殺気(サバゲー狂特有) (2020年1月3日 5時) (
レス) id: d41c4bfd58 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 白桜さん» 続編移行、初めての時はよく分からないですよね。とても面白いと感じる作品なので、これからも頑張って下さい (2019年7月8日 0時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
白桜(プロフ) - 続編登録いたしました、申し訳ありません。やり方がよく分からず……。拙い作品を読んでくださりありがとうございます。機械には若干相入れなさを感じます……。 (2019年7月8日 0時) (レス) id: 33d5312230 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 続編が登録されていないのか、２に移動できません。いつも楽しませてもらってます。更新頑張って下さい (2019年7月7日 23時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
山姥拓海(プロフ) - 早く続きが見たいですね！更新頑張ってください (2019年7月6日 21時) (レス) id: e2c2af4155 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桜 | 作成日時：2019年5月21日 19時
