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海青side

「はい....」

数『お!Aか!
お前俺の電話無視したやろ!』

「だって何となくわかりますもん
隼君のことですよね?」

数『わかっとんなら尚更出ろや!
隼のメンタルケアはお前がやっとったやんけ』

「だからって海青君にかけてまで呼びつけないで下さいよ
で、本人はどうしてます?」

数『今裕太と涼太が何とか宥めとるけどあれはアカンわ』

龍友さんがスピーカーにすると3人の声が聞こえてきた

裕『お前いつまで落ち込んどんねん
明日本番やぞ?』

隼『俺の、俺の嫁がとられた....
無理、今日はもう無理』

涼『いや、そもそも隼の嫁じゃないから笑
もー、龍友君どうにかしてー』

「あー....大分きてますね」

数『せやろ?このままじゃ埒あかんから頼むわ』

なんのことか分からないけど、どうやら隼さんが落ち込んでいてどうにかして欲しいようだった
普段から明るくて前向きな隼さんが落ち込むなんて何があったのか気になってしまう

「私にどうしろって言うんですか.....」

数『そこはお前の腕の見せ所やろ、敏腕マネージャー』

「こういう時だけそんな事言うんですから」

数『頼むって
今度飯奢ってやるから、な?』

「えぇー....」

涼『もしもしA?』

Aさんが悩んでいると電話越しに涼太さんが声をかけた

「あ、お疲れ様です!」

涼『お疲れ様
ごめんね?急に電話して
俺らじゃ隼のこと慰めるの無理そうだし、このままじゃ本番にも影響しそうなんだよね
どうにかしてもらえると嬉しいんだけど』

「で、でも」

涼『ダメかな?』

「うぅ....」

見える、涼太さんの子犬のような顔が電話越しに見えてしまう
年上なはずなのに可愛く見えてしまうのは涼太さんだからだろう

涼『お願い!もし上手くいったらお気に入りのワインプレゼントするから!』

「喜んで!」

お酒好きのAさんをよく理解してる
ワイン好きで有名な涼太さんのお気に入りなんて美味しいに決まっている














さて













快く引き受けてたけど、どうやって元気づけるつもりなんだろうか

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作者名:あすか | 作成日時:2022年11月28日 22時

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