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龍 side

「昂秀君も!?」

昂「そうなんですよ
急に呼び出されて泥棒でも入ってきたのかと思ったらこんなちっちゃい虫でマジでふざけんなって思いました笑」

龍「ごめんってばー」

陣「なんや龍
Aと昂秀にいじめられとるんか?」

3人で話をしていると、声が聞こえてきたのか陣さんが参加してきた

「私が龍君のこといじめるわけないじゃないですか
寧ろ私は龍君を守る側です」

龍「お、俺だってやる時はやりますから!」

流石にAさんに何度も助けられてしまうと男としての大事な何かを失う気がする

昂「昔俺が龍に呼び出されて虫退治した話あるじゃないですか」

陣「あー、あの玄関前にバッタがおったってやつか?」

昂「それです笑
で、実はAさんも1度龍に呼ばれたことがあるらしくて」

陣「おい龍、いくらなんでもAを頼るのは」

龍「いや、だからそれは間違えただけなんですよ!」

陣「間違えた?」

「んふふ笑」













メジャーデビューから1年ほど経ち、メンバー全員が一人暮らしをするようになった
最低限の家事は出来るし、ゲームもしているから毎日誰かと会ったり話もしているし寂しくはない
今日も昂秀と海青さんとオンラインゲームをする約束をして夜ご飯は何を食べようかと考えながら階段を上る
鍵をポケットから取り出して開けようとした時

龍「うわぁ!」





天敵と言っても過言じゃないほど俺の大嫌いなもの





虫がドアにくっついていた

しかも2匹

どっかに行ってくれないかと念じても足1本動かない
まぁ動いたらそれはそれで気持ち悪いんだけど....





約束の時間まではまだあるし申し訳ないけど昂秀に来てもらおう





この時の俺は相当焦っていて、名前も確認せずにトークの1番上の人をタップして電話をかけてしまった

龍「あ、もしもし昂秀!実はまた」

『龍君?』

龍「え!?Aさん!?あ、すみませ、間違えて」

『大丈夫?なにかあった?』

俺の焦った様子を感じたのか心配そうに尋ねてきた
でも流石に虫が家の前にいるから昂秀を呼ぼうとしたなんて言えないし....

龍「えと、実は昂秀に貸した物を返してもらうの忘れちゃってて
慌てて電話したら間違えてAさんにかけてしまったんです
すみませんでした!お疲れ様です!」

『え、ちょっ』

失礼だけど一方的に電話を切ってしまった



















さて、どうしよう.....

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作者名:あすか | 作成日時:2022年11月28日 22時

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