2-23 ページ23
駅に着いてからタクシーで家に向かう
HIROさんの許可を得て今日は1日オフとなり、皆昨日から私の家に泊まっているらしい
玄関に入ると大量の靴が並べてある
1.2.3...18？
お兄ちゃんはともかく彰吾君を除けば16な筈なのに、あと2人は誰だろう
高野さんとかかな？
靴を脱いでリビングの前に立ち止まる
覚悟を決めた筈なのにいざ皆に会うとなると扉を開ける手が動かない
山彰｢何をモタモタしとるんや
はよ入れ｣
躊躇っている私を無視して躊躇なく彰吾君が扉を開けた
｢ちょっと待って！私まだ心の準備が｣
山彰｢昨日ちゃんと話すって言ったのはお前じゃろ
自分の言ったことには責任持て｣
｢わっ｣
彰吾君に無理やり引っ張られるとそこにはメンバーとお兄ちゃん
そして
｢なんで龍友さんと隼君がい、ぐぇっ！｣
いるんですかと聞きたかったけれどその質問は遮られてしまった
慎君の突撃によって
｢ま、慎君....？｣
慎｢.....｣
｢あの、迷惑かけてごめんね？
皆にも謝りたいから離してもらっても｣
距離を取ろうと胸を押しても離れることはなく、寧ろ更に強く抱きしめられた
｢壱馬君！慎君のことどうにかして！｣
慎君が1番懐いている壱馬君に助けを求める
壱｢今回は無理ですね笑
慎、大分拗らせちゃってるんで｣
｢え...？｣
浦｢昨日大変だったんですよ？
Aさんどころか連れ戻しに行った山彰さんとも連絡繋がらなくて大騒ぎ
特に慎はずっとAさんがいなくなるとか絶対に嫌だってそればっかりで｣
壱｢まぁ、2人で帰ってくるって山彰さんから連絡来た時もそれはそれで泣いてましたけど笑｣
そうだったんだ....
慎｢Aさん｣
｢は、はい｣
慎｢俺、怒ってますから｣
｢ご、ごめんなさい｣
慎｢急に辞めるかもしれないって伝えられて頭が真っ白になって
俺、最近少しずつだけど人見知り直そうとしてるんですよ？｣
｢うん、頑張ってるの知ってるよ｣
慎｢樹さんや瑠唯さんに比べたらまだまだだけど、振り付けも考えるようになって｣
｢この前も夜遅くまで頑張ってたもんね｣
慎｢まだっ、まだ俺達成長できるんですっ、それを見てて欲しいのに勝手にいなくならないで下さい.....！｣
｢ごめんね？大丈夫、もうどこにも行かないから｣
慎｢ぐすっ、約束しましたからね.....｣
唇を尖らせて私を睨む目は真っ赤になっていた
拓｢はい、まこっちゃんの番終わり
そろそろ離してくださーい｣
....ん？番....？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 452人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすか(プロフ) - sさん» ありがとうございます！ご希望に添えるように頑張ります！ (2022年11月28日 21時) (
レス) id: b7702e35c5 (このIDを非表示/違反報告)
s(プロフ) - あすかさん» どちらもおもしろそうです☺️！楽しみにしてます！ (2022年11月28日 19時) (レス) id: 7f2f01d438 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - sさん» コメントありがとうございます！LDHメンバーと恋愛に発展させるつもりはないのですが、ifの話か山彰君の夢オチでもよろしいでしょうか？ (2022年11月28日 17時) (レス) id: b7702e35c5 (このIDを非表示/違反報告)
s(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！やましょーとくっつかないかなあと期待しております…！ (2022年11月28日 14時) (レス) id: 7f2f01d438 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます (2022年11月19日 14時) (レス) @page6 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすか | 作成日時：2022年11月18日 19時
